オランダ代表を率いるクーマン監督[写真]=Getty Images

 オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督が自国リーグであるエールディヴィジのレベル低下を懸念した。23日、オランダメディア『Voetbal Primeur』が同指揮官のコメントを伝えている。

 クーマン監督が指揮するオランダ代表は、FIFAワールドカップ2026欧州予選を6勝2分で駆け抜け、グループGを首位通過し、本大会出場が決定。本大会ではグループFに入り、日本代表、チュニジア代表、欧州プレーオフBの勝者(ウクライナ代表/スウェーデン代表/ポーランド代表/アルバニア代表)との対戦が決まっている。

 オランダ代表は、今月のインターナショナルマッチウィークでともにワールドカップ本大会出場を決めているノルウェー代表とエクアドル代表と対戦。残り3カ月を切った本大会に向けて、貴重な選手選考の場となる。

 そんな2連戦に向けた会見で、クーマン監督はエールディヴィジの現状について言及。22日に行われたエールディヴィジ第28節のNEC対ヘーレンフェーン、フェイエノールト対アヤックスの2試合をテレビを通して観戦したことを明かし、以下のように語った。

「最初にNECの試合を観戦した。なかなか面白い試合だったが、国際レベルの選手はあまり見られなかった。その後は、デ・クラシケルを見たが、あまり多くを語らない方がいいかもしれない。でも、期待していたレベルではなかった」

 エールディヴィジのレベル低下を憂いたオランダ代表指揮官。さらにオランダを代表するダービーマッチについて意見を求められると、「かなりの質が失われてしまっており、懸念している。良い試合ではなかった。オランダサッカー界にとって、憂慮すべきことだ」と語った。

 今シーズンのチャンピオンズリーグでは、PSVとアヤックスはリーグフェーズで敗退。ヨーロッパリーグにおいてもフェイエノールトとゴー・アヘッド・イーグルスも同様にリーグフェーズで姿を消した。欧州の舞台で生き残っているのは、カンファレンスリーグで準々決勝に進出したAZのみと、オランダ勢の苦戦が目立った。

「ヨーロッパでの結果に、その影響が部分的に表れていると思う。短期的には出場枠の減少につながり、長期的に見ればさらに多くの出場枠を失う可能性もある。オランダはそのことに懸念を抱くべきだと思う。非常に悪い結果だったと言わざるを得ない」