便秘のタイプ診断から適切な市販薬の提案・購入までをワンストップで提供するオンラインサービス「Bebo(ビーボ)」を運営するエムボックスは、「お腹の不調」に関する調査の結果を2026年3月18日に発表した。調査は2026年2月18日、全国の20歳から49歳の女性300名を対象にインターネットリサーチで実施。
女性の約54%が日常的にお腹の不調を自覚
「普段の生活でお腹の不調を感じるか」と聞いたところ、20代〜40代女性の過半数がお腹の不調を感じていることがわかった。
主な症状は「便の出にくさ」(79%)だけでなく、「張り・不快感」(46.9%)、「便のゆるみ」(45%)、「腹痛」(28.4%)など身体的な苦痛を伴っている。
慢性層より多い「ゆらぎ便秘」
不調を感じるきっかけの1位は「生活リズムの乱れ」(53.7%)となった。
年間通して慢性的にお腹の調子が悪い層(18.3%)よりも、環境変化や周期によって一時的にリズムを崩す「ゆらぎ便秘」層が44.3%と多い実態が判明した。
4人に1人がケアを後回しにする実態
不調を感じても約4人に1人(24.1%)が特に対処せず様子を見ると回答した。
市販薬の利用に不安を感じる理由は「一度使うとクセになり、自力で出せなくなるのが怖い」という依存への恐怖が57.7%に達した。次いで「自分の体質に合う選び方がわからない」(49.6%)という迷いもセルフケアを躊躇させる要因となっている。
専門医による見解とメカニズム
自治医科大学講師の井野裕治医師によると、春は環境変化によるストレスで自律神経が乱れ、腸の働きが抑制されやすい時期だという。また、この時期に服用が増える花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)が副交感神経の働きを低下させることも、お腹のリズムを崩す一因になると指摘している。
不調を放置すると便が硬くなる悪循環に陥るため、適切に対処することが大切だ。井野医師は、酸化マグネシウムのような浸透圧性下剤は習慣性が比較的少ない一方で、刺激性下剤は必要な時に絞って使用するのが望ましいと解説している。
お腹のリズムを整える習慣
薬によるケアと並行し、日々の習慣を見直すことも有効だ。朝食を摂って排便を促す胃結腸反射を利用するほか、大腸に届きやすいビフィズス菌や酪酸菌の摂取が推奨されている。また、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れることも、腸の動きを刺激し改善に役立つ可能性があるという。
今回の調査により、多くの女性が環境変化による一時的な不調を抱えながらも、依存への不安や選び方の迷いからケアを後回しにしている現状が浮き彫りになった。






