oneは3月18日、「自転車交通ルールに関する意識・実態調査」の結果を発表した。同調査は3月11日~13日、全国の16歳以上の男女で週3日以上自転車を利用する1,000人を対象に、インターネットで実施した。
「良くないと思いながらもつい違反」が4割超
自転車の交通ルールを学ぶ機会が「ない」と答えた人は50.4%だった。特に年代が上がるほどその傾向は顕著で、10代・20代の68.0%が「機会がある」と回答したのに対し、50代・60代以上では6割超が「ない」と回答している。
「いかなる時もルールを遵守する」と答えた人は48.4%にとどまり、41.9%が「良くないと思いながらもつい違反してしまう」と回答した。年代別に見ると、特に40代・50代の「つい違反」率は半数前後に達している。
違反の理由として最も多いのは「急いでいる時」(53.0%)だった。年代別に見ると、60代以上では「他の通行者がいない時」(58.2%)が、他の年代と比べて高かった。
「青切符」制度への認知について調べると、制度自体の認知度は83.0%と高いものの、対象となる違反の認知率は各項目6割~8割弱だった。また、詳細な内容については正しく理解していないことがわかった。
正しい適用年齢である「16歳以上」を把握していたのはわずか23.1%にとどまった。「ながら運転」(78.4%)や「信号無視」(77.8%)の認知度は高いが、重大な刑事罰対象で、「赤切符」対象の「酒気帯び・酒酔い運転」を、青切符の対象と誤認している人は7割超だった。
青切符導入に対し、8割近くの人が何らかの不安を感じていると回答した。不安要素について聞くと、最も多い回答は「取り締まり基準が不透明」(45.3%)で、「反則金の金額がわからない」(34.8%)、「何が違反なのかを知る機会がない」(33.6%)、「反則金対象となる違反がわからない」(33.2%)と続いた。
自由回答では、「車道走行の恐怖」や「自転車専用レーンの未整備」といったインフラへの不満、「歩道走行は一律禁止」といったルールの誤認もあった。取り締まりを強化する前に、道路環境の整備や正しいルールの周知を求める声もあがっている。
「青切符」導入で、自身の自転車の安全運転や交通ルールに対する意識が高まると思うか尋ねると、41.1%が「そう思う」、44.1%が「ややそう思う」と回答した。合わせると85.2%が、「青切符」導入で交通安全意識が高まると答えている。





