ゾマーの後釜候補筆頭となっているヴィカーリオ [写真]=Getty Images

 インテルがトッテナム・ホットスパーに所属するイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオへの関心を強めているようだ。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 2023年夏にバイエルンから加入し、セリエA制覇やチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献してきた元スイス代表GKヤン・ゾマーとの契約が今夏で満了となるインテル。現時点で契約延長の見込みはなく、クラブは守護神退団を見据えて後釜探しに着手しているという。

 報道によると、インテルはヴィカーリオを獲得リストの上位に据えており、獲得へ向けた動きを本格化させつつあるという。すでにピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)はロンドンへ飛び、代理人との会談に臨んだとのこと。現行契約は2028年6月末まで残されているが、トッテナム・ホットスパーが2シーズン連続でプレミアリーグ下位に低迷する中で今夏の退団も囁かれており、インテルは1700万ポンド(約36億円)程度での獲得可能と見ているようだ。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ヴィカーリオがインテルの新守護神の有力候補になっていると指摘。今後インテルとトッテナム・ホットスパーによるクラブ間交渉が行われる予定と伝えている。

 現在29歳のヴィカーリオはヴェネツィアやペルージャ、エンポリを経て、2023年夏にトッテナム・ホットスパーへ完全移籍加入。ここまで公式戦通算116試合に出場し、昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)制覇にも大きく貢献した。在籍3年目の今シーズンもここまで42試合でゴールマウスを守っている。

 なお、インテルはヴィカーリオのほかに、アストン・ヴィラ所属のアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネス、レアル・マドリード所属のウクライナ代表GKアンドリー・ルニン、アタランタ所属のイタリア代表GKマルコ・カルネセッキらの動向も注視しているという。