コワーキングスペース・レンタルオフィスのBIZcomfort(ビズコンフォート)を運営するWOOCは、2026年3月17日、週1日以上自宅で仕事をする・した経験のあるビジネスパーソン300名を対象に実施した「在宅ワーク環境の調査」の結果を発表した。本調査は2026年2月10日〜13日の期間、インターネットによるアンケート調査として行われた。
働き方の多様化により在宅勤務が定着する一方で、生活空間と仕事空間の境界が曖昧になる課題も浮き彫りになっている。働く人々が本当に集中して仕事ができているかを定量的に捉えるため、本調査が実施された。
専用部屋があっても約4割が集中できず
自宅に専用の仕事部屋があるか聞いたところ、「あり」(43.7%)、「なし」(56.3%)という結果になった。
また、集中できない頻度を調査したところ、専用部屋を持つ人の39.7%が「常に/よく感じる」と回答。専用部屋がない人(24.8%)よりも高い数値となっており、物理的な環境整備だけでは解消されない課題が浮き彫りになった。
作業場所は「リビング」が44.3%で最多
在宅ワーク中、44.3%が「リビング」で仕事をしていると回答した。生活空間と仕事空間が同一である人が多い実態が分かっている。
工夫の1位は「デスク・椅子の購入」
仕事の集中力を高めるために実践していることを聞いたところ、「仕事用のデスク・椅子の購入」、「専用の作業スペースの確保」、「決まった時間に始業・終業する」の順に上位となった。多くのワーカーが自ら集中環境づくりに取り組んでいることがうかがえる。
解決できない課題は「生活音」が最多
解決できていない課題は、「生活音(家族の声・ペット・家電音など)」、「専用スペースを物理的に確保できない」、「オンオフの切り替えができない」の順に多い結果となった。リビングでの作業が「生活音」などの物理的課題や心理的課題に直結していると考えられる。
在宅ワーカーの47%が自宅以外も利用
自宅以外の作業環境を利用したことがある人は47%と、約半数にのぼることが明らかになった。
利用理由は「オンオフの切り替え」のため
理由は「オンオフを切り替えたい」(32.6%)、「静かな環境が必要」(24.1%)、「家族に気を遣わなくて済む」(20.6%)が上位となった。これらは自宅で解決できない課題を外部環境で解消しようとする実態を示している。






