リクルートが運営するニュースサイト『SUUMOジャーナル』は、「東京23区の価格相場の安い駅ランキング2026」の結果を2026年3月16日に発表した。本調査は2025年7月〜12月の期間、SUUMOに掲載されている東京23区内の駅(掲載物件20件以上)を対象に、駅から徒歩15分圏内の中古マンション価格から中央値を算出したもの。

シングル向けランキング1位は西馬込駅

  • シングル向け中古マンション安い駅ランキング

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シングル向け(専有面積20平米以上50平米未満)の1位は、都営浅草線・西馬込駅で価格相場3045万円となった。同駅は都内の地下鉄駅で最南端に位置しながら、新橋駅まで約20分でアクセス可能。駅周辺は「馬込文士村」と呼ばれた落ち着いた街並みが広がり、スーパーや商店街、桜並木などの生活環境も整っている。

2位は板橋区の都営三田線・板橋本町駅で価格相場3490万円。3位には同じ板橋区の板橋区役所前駅が3650万円でランクインした。両駅とも都営三田線沿線で他社路線への乗り換えがしやすく、旧中山道沿いの商店街には飲食店やスーパーが充実している。

4位は板橋区の東武東上線・大山駅で価格相場3880万円。トップ4のうち3駅を板橋区が占める結果となった。トップ15の区別内訳は、板橋区、大田区、荒川区が各3駅、台東区と北区が各2駅、練馬区と中野区が各1駅となっている。

カップル・ファミリー向けは足立区勢が上位を席巻

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カップル・ファミリー向け(専有面積50平米以上80平米未満)では、価格相場3580万円で2つの駅が1位に並んだ。

1位のひとつ、葛飾区の京成金町線・柴又駅は、帝釈天の参道や江戸川河川敷などの観光資源が豊富な一方、生活者向けの商店街も充実している。もうひとつの1位、足立区の日暮里・舎人ライナー・西新井大師西駅は、周辺に住宅地が広がり、環七沿いのファミリー向け飲食店や医療機関が点在する安心感のある環境が魅力だ。

3位には足立区の東武伊勢崎線・竹ノ塚駅が3620万円でランクイン。同駅は2022年の高架化により交通動線が改善され、2024年には高架下、2025年6月には駅近くに商業施設が開業するなど利便性が高まっている。また、日比谷線や半蔵門線との相互直通運転により、都心部へのアクセスも良好だ。

なお、4位は大師前駅で価格相場3680万円となった。カップル・ファミリー向けのトップ14に入った15駅は、すべて足立区(11駅)または葛飾区(4駅)のいずれかに所在している。