学研教育総合研究所は、幼児から高校生を対象とした日常生活に関する調査結果を2026年3月11日に発表した。本調査は、2025年11月14日~19日(小中高生調査)および2025年12月19日~23日(幼児調査)の期間、全国の4歳~高校生とその保護者計3,600サンプルを対象に、インターネット調査にて実施された。

将来なりたいと思っているもの 小学生は「ネット配信者」、中高生は「会社員」

  • 将来なりたいと思っているもの

    将来なりたいと思っているもの

将来なりたいものを自由回答できいたところ、幼児では1位「パティシエ」と「警察官」(いずれも145名)、3位「消防士」(106名)となった。小学生でも「パティシエ」(110名)や「警察官」(92名)は根強い人気だが、1位は「ネット配信者」(113名)が獲得している。

一方で、中学生・高校生になると結果は一変する。中学生では1位「会社員」(75名)、2位「公務員」(54名)、3位「学校の教員」(49名)となった。高校生でも同様に1位「会社員」(74名)、2位「公務員」(52名)、3位「学校の教員」(47名)が並び、成長に伴って職業観が現実味を帯びる傾向が見て取れる。

将来なりたい大人像 成長とともに「人間関係」から「私生活の充実」へ

  • 将来なりたい大人像

    将来なりたい大人像

将来どのような大人になりたいかをきいたところ、小学生では1位「人にやさしく接している」(24.8%)、2位「友だちがたくさんいる」(24.0%)となった。周囲との良好な関係を理想とする傾向が強い。

中学生では、1位「自分らしく自由に生きている」(28.5%)、2位「人にやさしく接している」(26.8%)となり、自己の在り方への関心が高まっている。さらに高校生になると、1位は「趣味を楽しんでいる」(27.3%)、2位「自分らしく自由に生きている」(24.8%)、3位には「お金をたくさん持っている」(22.5%)がランクインした。

年齢が上がるにつれ、精神的な自由だけでなく、私生活の充実や経済的な豊かさを具体的に重視する実態が浮き彫りになった。