老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、60代男性のケースを紹介します。

金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかった、あるいは資産形成をしておけばよかったと、現役時代を振り返る人も少なくありません。

現役時代にいくら稼ぎ、どの程度の蓄えがあれば安心できるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、2026年1月10日に回答のあった、兵庫県在住68歳男性の年金生活を紹介します。

◆回答者プロフィール

回答者本人:68歳男性

同居家族構成:本人のみ

住居形態:持ち家(戸建て)

居住地:兵庫県

リタイア前の雇用形態:正社員

リタイア前の年収:650万円

現在の預貯金:40万円、リスク資産:100万円

これまでの年金加入期間:国民年金480カ月、厚生年金(加入期間不明)

◆現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万9308円

老齢厚生年金(厚生年金):7万5000円

障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし

遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし

その他(企業年金・個人年金など):なし

◆「生活していくにはギリギリ」

現在の年金受給額について満足しているかとの問いに、「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由について「生活していくにはギリギリで、蓄えを切り崩しながら何とか生活している。医療費もばかにならず、生活は厳しい」と語っています。

ひと月の支出は「約18万円」。年金だけでは「年間のほとんどの月で足りない」と回答されています。

◆「年金で足りない支出は、貯蓄から3万円ほど補填(ほてん)」

「今は、病気で仕事はしていない」ため、年金で足りない支出については「貯蓄から3万円ほど」切り崩して補填(ほてん)せざるを得ないとのこと。

そのため日ごろから節約は欠かせず、「値引き商品を買いに行ったり、暖房や冷房をなるべく使わなかったり」してできる限り切り詰めているとあります。

◆「もっと貯蓄や資産運用をしておくべきだった」

今の世の中「食料品やら何やら値上がりし続けているのに、年金額は変わらず、生活はギリギリ。もう少し何とかしてほしい」と、物価高への不満は大きい様子。

年金生活には「楽しい事などほとんどない」と語り、余裕のない暮らしが続いていることがうかがえます。

現役時代を振り返り、「もっと生活費に充てるための貯蓄や資産運用をして、蓄えを増やしておくべきでした」と後悔を明かされていました。

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文=あるじゃん 編集部