元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏が4日、YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』で公開された動画に出演。「2026 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」のベネズエラ代表で、打撃の神様・川上哲治さんに匹敵する「三振の少なさ」だという打者について語った。

谷繁元信氏

谷繁元信氏

驚異的な数字を残す技術を改めて称賛

この動画では、「2026 WBC」の注目選手を数字で分析する企画を実施。ベネズエラ代表として3人目に名前が挙がったのが、ルイス・アラエスだった。これまでに3度の首位打者に輝いた実績を持つアラエスは、MLB通算打率.317を記録している現役屈指の安打製造機だ。

最大の特徴として「三振の少なさ」が挙げられ、シーズンを通して三振率がわずか3%(620打数で21三振)であると告げられると、谷繁氏は「ハハハ」と思わず爆笑。「首位打者2回ぐらい獲ったんだっけ?」と思い出しながら、「すげえな」「こんな太いバット使ってる(笑)?」「規定ギリギリの太さのバットとか」と、驚きを冗談交じりに表現した。

その後、野球アナリストの宮下博志氏が、アラエスのこの数字は川上哲治さんクラスだと例示。すると谷繁氏は、「観てる人、わかんないよ」「名前はわかるけど、川上哲治さんね。名前は打撃の神様だからわかるけど、川上さんに例えられてもわからないよ」と、あまりにレジェンドすぎる例えにツッコミを入れた。

しかし、そのすごさを改めて比較すると、谷繁氏は「おまけにさ、川上さんの時ってほぼ球種2種類ぐらいしかない。2か3 。時代が違うじゃん。それで(川上さんの三振率が)5%でしょ。で、今さ、あんな球種が多いのに3%って」と、現代の多彩な変化球、複雑な配球の中で驚異的な数字を残すアラエスの技術を称賛していた。

【編集部MEMO】
横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズ などで活躍した谷繁元信氏。2014年シーズンより中日ドラゴンズ選手兼任監督、2016年シーズンは専任監督を務めた。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回、最優秀バッテリー賞4回といった受賞歴のほか、27年連続本塁打および捕手としての試合出場のギネス世界記録、通算3021試合出場の日本プロ野球(NPB)記録なども持つ。