バルサの若きエースがラストプレーでPKを沈める [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)のファーストレグが10日に行われ、ニューカッスル(イングランド)とバルセロナ(スペイン)が対戦した。

 今大会、ニューカッスルはリーグフェーズを4勝2分2敗の勝ち点「14」で終え、12位に入った。ラウンド16へのストレートインは叶わなかったものの、決勝トーナメントプレーオフではカラバフ(アゼルバイジャン)を2戦合計9-3で粉砕。勢いに乗って、ラウンド16を迎える。

 対するバルセロナは、リーグフェーズではスタートダッシュこそ失敗したものの、最終的には3連勝でフィニッシュ。5勝1分2敗の成績で勝ち点「16」を積み上げ、5位でラウンド16ストレートインを果たした。

 ちなみに、両者は今大会のリーグフェーズ第1節でも顔を合わせており、当時はアウェイチームのバルセロナが、マーカス・ラッシュフォードの2発で2-1と勝利。ファーストレグの舞台は、当時と同じ『セント・ジェームズ・パーク』。ニューカッスルは本拠地で当時のリベンジを、バルセロナは“連勝”を目論む。

 この試合最初のチャンスを作ったのはニューカッスル。16分、スルーパスに抜け出したアンソニー・エランガが、ペナルティエリア右に侵入し、右足でシュートを放ったが、ここはGKジョアン・ガルシアに阻まれる。続く27分には、右サイド深い位置でボールを持ったエランガからのクロスボールを、ウィリアム・オスラが頭で叩いたが、ここは枠を外れる。

 対するバルセロナは36分、左サイド高い位置でボールを引っ掛けたハフィーニャが中央へグラウンダーのボールを送ると、フェルミン・ロペスが左足を振ったが、ここはGK正面。前半はスコアレスで終了した。

 後半に入っても、ニューカッスルが主導権を握り、バルセロナのハイラインを攻略するシーンが目立つ。ホームの声援も受けながら、ゴールへの圧を強めていくと、74分には右サイドで背後を取ったアンソニー・ゴードンのパスから、ジェイコブ・マーフィーを経由し、ペナルティエリア左でボールを受けたハーヴィー・バーンズが右足一閃。ポストに当たった跳ね返りをジョエリントンが押し込んだが、ここはオフサイドと判定され、得点は認められなかった。

 このままスコアレスで終盤に突入したものの、86分にホームチームが試合を動かす。右サイド深い位置でサンドロ・トナーリからのパスを受けたJ・マーフィーが、ラムジーとのワンツーで縦に突破。フリーになったバーンズがクロスボールをボレーで叩き込み、ニューカッスルが先手を取った。

 だが、試合はこのままでは終わらない。バルセロナは後半アディショナルタイム、敵陣中央でジョアン・カンセロからのパスを受けたハフィーニャが斜めのボールをつけると、前を向いて仕掛けたダニ・オルモが、ペナルティエリア内でマリック・チャウに倒される。このPKをラミン・ヤマルがゴール左下に沈め、土壇場で同点ゴールをゲット。この直後、タイムアップの笛が吹かれた。

 この結果、勝負の決着はセカンドレグに委ねられることとなった。セカンドレグは18日、バルセロナのホームで行われる。

【スコア】
ニューカッスル 1-1 バルセロナ

【得点者】
1-0 86分 ハーヴィー・バーンズ(ニューカッスル)
1-1 90+6分 ラミン・ヤマル(PK/バルセロナ)

【ハイライト動画】ニューカッスルはバルサのゲームは終盤に動く