![近年のアーセナルを牽引してきた2選手も去就不透明? [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
アーセナルが今夏の移籍市場で主力の売却に踏み切る可能性があるようだ。5日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。
近年の移籍市場で積極的な投資を繰り返し、着々とスカッドを強化してきたアーセナル。昨年夏には推定総額2億5500万ポンド(約537億円)を費やし、スペイン代表MFマルティン・スビメンディやイングランド代表MFエベレチ・エゼ、スウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュら即戦力を補強。欧州でも指折りの選手層を手にし、プレミアリーグで首位を走っているほか、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズでは8戦全勝という圧巻の成績を収めた。
しかし、近年の移籍市場での出費がかさんでいることから、今夏の移籍市場では一部主力選手の売却を余儀なくされる可能性があるという。報道によると、キャプテンを務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアや、今シーズンのCLで6ゴールを挙げているブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリ、イングランド人DFベン・ホワイト、同国代表DFマイルズ・ルイス・スケリー、U-21同国代表MFイーサン・ヌワネリの5名が“大型売却候補”となっているようだ。
ウーデゴーアは獲得時に費やした移籍金が3000万ポンド(約63億円)のため、売却となれば利益を生み出す可能性が高いとのこと。依然としてピッチ内外で非常に重要な役割を担っているが、今シーズンは度重なる負傷に悩まされている。定位置確保に至っていないマルティネッリも獲得時に費やした移籍金がわずか700万ポンド(約15億円)であり、数字上は大きな売却益が見込めるとのこと。ホワイトも近年は負傷離脱を繰り返しており、右サイドバック(SB)の定位置確保に至っていない。
マルセイユにレンタル中のヌワネリ、左サイドバック(SB)の3番手となってしまったルイス・スケリーはアカデミー出身のため、売却となればアーセナルは純粋な利益を手にすることになる。一方、クラブ内ではアカデミー出身の有望株を放出することについて否定的な声も挙がっているようだ。
また、現行契約が2027年6月末までとなるベルギー代表FWレアンドロ・トロサールとブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスについては、今後契約延長の是非について議論が進む見通しで、現時点で去就は不透明だという。
なお、アーセナルの過去最高売却額は2017年夏に元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド・チェンバレン(現:セルティック)がリヴァプールへ移籍した際の3800万ユーロ(約69億円)。果たして今夏にこれを超える額で放出される選手が現れるのだろうか。アーセナルの決断に注目が集まる。