ビジネスパーソンが"今読むべき本"を厳選し、要約してそのエッセンスを伝える「flier(フライヤー)」。最新のトレンドを学んだり、読みたい本を見つけたりするためのツールとして、累計129万人のユーザーに活用されています。

この記事では、flierを利用する意識の高いビジネスパーソンの中でも特に、20代~30のユーザーが今、リアルに読んでいる本とその傾向を紹介します。同世代のビジネスパーソンは今、どんな本を読んでいるのでしょうか? なぜその本が選ばれたのでしょうか? 気になった本があれば、ぜひチェックしてみてくださいね!

ストレスは"解消"から「脳に入れない」へ

2月の1位は『脳科学でわかった 仕事のストレスをなくす本』(西剛志、アスコム)でした。

  • 『脳科学でわかった 仕事のストレスをなくす本』(西剛志、アスコム)

    『脳科学でわかった 仕事のストレスをなくす本』(西剛志、アスコム)

「ストレスをためないように、適度に息抜きしてストレス解消しよう」とはよく言われますが、そもそも「ストレスを脳に入れない」ことができたら?

本書は脳学者の著者が、科学的エビデンスに基づいた「ストレスを入れない/即座に消す」脳の使い方を教えてくれる、心強い一冊です。たとえば、会社に怖い上司がいたとします。その人の名前を見るだけで心臓がバクバクして落ち着かない……という場合、どうしたらいいでしょうか?

本書が提案するのは、呼び名を変えてしまう「ネームチェンジ法」というもの。電話やLINEの登録名を、記号やアルファベットにしてしまうのです。「田中部長」という名前になっていると怒鳴り声が聞こえてきそうですが、「B」というような記号にしてしまえば、文字とその人物がリンクされていないため、瞬時に恐怖が襲ってくることはありません。 本書には、このような簡単なコツが多数紹介されています。ストレスフリーな毎日を送りたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。

コピペでびゅん! 爆速・生成AI仕事術

2位には、『面倒な仕事が一瞬で片付く 生成AIタスク爆速大全』(宮崎学、かんき出版)がランクインしました。

  • 『面倒な仕事が一瞬で片付く 生成AIタスク爆速大全』(宮崎学、かんき出版)

    『面倒な仕事が一瞬で片付く 生成AIタスク爆速大全』(宮崎学、かんき出版)

生成AIを使って業務の効率化を進めている人は多いのではないでしょうか。生成AIは瞬時に情報を整理して答えを返してくれる"万能ツール"ですが、その精度を決めるのは、あなたの指示(プロンプト)次第です。

本書ではプロンプトの基礎構造から、業務・部門別の「定番タスク」に使えるプロンプトを一挙公開。たとえば人事なら、「組織開発の戦略設計とモニタリング」「求人票作成・採用広報」「面接準備・質問リスト作成」「勤怠データの解析と残業管理」「評価制度、等級制度、報酬制度の作成」「社員教育やキャリアパスの設計と成長支援」、セールスなら「営業用トークスクリプトの作成」「顧客対応マニュアルの作成」「見積書/請求書の作成」「顧客折衝時のロールプレイング」「営業日報/週報の作成」のプロンプトが、まるっと掲載されています。

とにかく仕事を爆速化させたい! というビジネスパーソン必携の一冊です。

「コミュ力が高い人」は会話で何をしているのか?

3位は『コミュ力が高い人が話しながら意識していること』(安達裕哉、日本実業出版社)。

  • 『コミュ力が高い人が話しながら意識していること』(安達裕哉、日本実業出版社)

    『コミュ力が高い人が話しながら意識していること』(安達裕哉、日本実業出版社)

2023年・2024年に一番売れたビジネス書『頭のいい人が話す前に考えていること』の著者・安達裕哉さんの最新刊が、3位にランクインしました。

「コミュニケーション能力が高い人」とは、どんな人物を思い浮かべますか?

人あたりのいい人? トーク力の高い人? それとも、物おじせずに誰とでも話せる人?

本書が定義する「真のコミュニケーション能力」とは、相手の要求を「気を利かせて」読み取り、「自分のアウトプットをだれかに利用してもらうための力」。つまり、自ら相手に伝え、確認し、聞き続ける姿勢から生まれる力です。

商談中、相手は「いいですね」と言っているのに、どこか腑に落ちない顔をしていることはありませんか? その言葉を鵜呑みにして商談を進めたら、おそらくどこかの段階で失注してしまうことでしょう。

相手の気持ちを察し、それを丁寧に確認していく姿勢が、ビジネスコミュニケーションには欠かせません。本書では、成果を上げるビジネスパーソンが大事にしている「コミュニケーションの要諦」を教えてくれます。真のコミュ力をつけたい人に、おすすめしたい一冊です。

話題の書から、ビジネスと人生のヒントを得よう

今月は、新年でやる気に満ちたマイナビ世代の姿が見えたランキングとなりました。

本の要約サービスflierには、他にも、ビジネススキルを磨きたいときや自分とじっくり向き合いたいときに役立つ書籍が多くそろっています。

2月のランキングでは、『仕事がデキる人の質問のキホン』(田中志、アルク)、『22文字で、ふつうの「ちくわ」をトレンドにしてください』(武政秀明、サンマーク出版)、『【改訂新版】今さら聞けない 投資の超基本』(泉美智子、奥村彰太郎(監修)、朝日新聞出版)、『体力おばけへの道』(澤木一貴、國本充洋(監修)、KADOKAWA)などがベスト10にランクインしました。

来月はどのような本が注目を集めるのか、楽しみにしていただければ幸いです。