しゅふJOB総研は2026年2月25日、ミッドライフクライシスをテーマにした調査結果を発表した。調査期間は2026年1月17日~31日、調査対象はビースタイル スマートキャリア登録者および求人サイト「しゅふJOB」登録者のうち、家周りの仕事を主に自分が担当、または同居家族と概ね平等に担当している人。調査方法はインターネットリサーチ無記名式、有効回答数は552名。
ミッドライフクライシスの認知について
ミッドライフクライシスの認知状況を聞いたところ、「言葉も内容も知っている」は17.4%にとどまった。一方、「言葉も内容も知らない」は62.3%となり、認知はまだ広がりきっていない様子がうかがえる。
ミッドライフクライシスとは、主に40〜50代の人生の転換期に起こるとされる不安や葛藤のことを指す。中年の危機とも呼ばれる。
自覚可能性「あり」は50.9%
自身にミッドライフクライシスの自覚があるかを尋ねた設問では、「明確にある」は15.8%、「あるかもしれない」を含めた「あり」は50.9%となった。「ない」は18.8%、「わからない」は約3割だった。半数が何らかの形で自覚の可能性を感じている結果となった。
40代・50代は約6割が自覚可能性あり
年代別に比較すると、自覚可能性「あり」は40代・50代で約6割にのぼった。30代以下は19.7%、60代以上は39.5%となっており、主な対象年代とされる層で割合が高い傾向がみられる。
「体力の限界や疲労を感じ、健康に不安」は48.4%
現在の状況について複数項目から当てはまるものを選んでもらったところ、「体力の限界や疲労を感じ、健康に不安を覚えている」は48.4%で最多となった。40代・50代では5割を超えている。これに対し、「当てはまるものはない」は40代・50代で他の年代より低い割合だった。
フリーコメントから見える戸惑いと模索
自由記述では、「今まさに悩んでいる」「このままでいいのかと思うようになった」といった声が寄せられた。その一方で、更年期との違いが分からない、体力的な問題なのか精神的な問題なのか判断がつかないといった戸惑いも見受けられた。
研究顧問の川上敬太郎氏は、ミッドライフクライシスは主に40代から50代の人生の転換期に起こりやすい心理的状況だと説明。過度に意識しすぎないことも重要だが、年代によって心身の不調を感じやすくなる可能性を理解しておくことが、気持ちを穏やかに保つ一助になるとしている。




