マルセイユに留まることになったベナティア氏[写真]=Getty Images

 マルセイユのスポーツディレクター(SD)辞任を表明したメディ・ベナティア氏は一転して、クラブに留まるようだ。17日、フランスメディア『レキップ』が報じている。

 現在38歳のベナティア氏は、マルセイユでプロキャリアをスタートさせると、2021年に現役引退を発表するまで、ウディネーゼやローマ、バイエルン、ユヴェントスなどでプレー。2025年1月に古巣マルセイユのSDに就任した。

 マルセイユは11日にロベルト・デ・ゼルビ前監督の退任を発表すると、ベナティア氏もそれに続く形で辞意を表明。一度はクラブ上層部が申し出を拒否していたものの、リーグ・アン第22節ストラスブール戦の後に改めて辞意を自身のインスタグラムで伝えていた。

 しかし、『レキップ』によると、オーナーを務めるフランク・マコート氏が「ベナティア氏がすべてのスポーツ部門を統括し、次期監督の選考も担う」という決断を下したという。この結果、ベナティア氏は今シーズン終了までクラブに残り、実質的な昇格に近い形で再建を託されることになった。

 二転三転し、ベナティア氏のマルセイユ残留が明らかになった一方、パブロ・ロンゴリア会長の立場は危うくなっている模様。同会長はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の土壇場でのリーグフェーズ敗退決定や、第20節パリ・サンジェルマン戦での大敗(● 0-5)やデ・ゼルビ監督の辞任なども影響しているという。

 また、マコート氏は、「ベナティア氏指揮の下、近日中に新監督が発表される」とも伝えている。