アイシークリニックは、花粉シーズンに増加する「花粉×マスク×肌荒れ」の三重苦に関する実態調査結果を、2月12日に発表した。同調査は2026年1月20日〜1月29日の期間、花粉症または花粉シーズンに肌荒れを経験したことがある全国の20〜60代の男女300人を対象にインターネットを用いて行われた。
花粉シーズン(2〜4月)に、花粉症の症状とマスクによる肌荒れの両方を同時に経験したことがあるか聞いたところ、「毎年経験している」と「時々経験する」を合わせると80.3%にのぼり、花粉シーズンの複合的な肌トラブルが非常に一般的であることが判明した。特に毎年悩まされている人が45.3%と半数近くを占め、慢性的な問題となっていることが見てとれる。
花粉シーズンに特に気になる肌トラブルの部位を尋ねたところ、「目の周り」(31.7%)と「頬」(28.3%)がトップ2となり、花粉が付着しやすい露出部位とマスクが接触する部位が重なっていることがわかる。「口周り・あご」(18.7%)も含めると、顔の下半分のトラブルが全体の47%を占めている。
「花粉皮膚炎」という言葉を知っているか聞いたところ、花粉皮膚炎という疾患名を知らない人が67.0%と圧倒的多数を占めた。花粉症といえば鼻や目の症状というイメージが強く、皮膚症状が花粉によって引き起こされるという認識が広まっていないことが示唆される。
花粉シーズンの肌荒れ対策として実践していることは何か尋ねたところ、「保湿剤の使用」(34.0%)と「洗顔」(22.3%)が上位を占めたが、これらを組み合わせた総合的な対策を行っている人は少数派となった。また、12.7%が「特に対策をしていない」と回答しており、放置されているケースも少なくないという。
花粉・マスク・肌荒れの「三重苦」に対する正しい対策方法を理解していると思うか聞いたところ、「十分理解している」「ある程度理解している」を合わせても23.7%にとどまり、4人に3人以上が正しい対策方法を把握できていないことがわかった。また、「考えたことがない」も12.0%存在し、問題意識自体が低い層も一定数いることがわかった。


