ベビーカレンダーは2月10日、夫婦の営みについての調査結果を発表した。調査は2026年1月21日~1月25日、子どもが1人以上いる女性(妊娠中を除く)461人を対象にインターネットで行われた。

「1年以上セックスなし」が最多

  • 現在のセックスの頻度は

    現在のセックスの頻度は

現在のセックスの頻度について調査したところ、「1年以上していない」という回答が27.7%で最多となった。一方で「週に1回以上」の行為がある世帯は全体の1割強(14.7%)にとどまり、定期的な夫婦の営みを持つ家庭は少数派である実態が浮き彫りになった。

約半数が「レスの自覚アリ」

  • 自身はセックスレスだと感じていますか?

    自身はセックスレスだと感じていますか?

日本性科学会では、セックスレスを「特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交やセクシャル・コンタクトがいずれも1カ月以上なく、その後も長期に渡ることが予想される場合」と定義している。

一方で、セックスレスかどうかの基準は人それぞれ。たとえ月に数回の行為があったとしても、頻度に不足を感じているのであれば「セックスレスだと感じている」ということになる。

客観的な定義とは別に「自身がセックスレスだと感じているか」を尋ねたところ、「感じている(27.8%)」と「やや感じている(22.1%)」を合わせて49.9%がセックスレスを自覚していた。この結果から、子育て中の女性の「2人に1人」が、夫婦の性生活に何らかの不足を感じているという現状がわかる。

セックスレスになっている理由

  • セックスレスになっている理由はなんですか?

    セックスレスになっている理由はなんですか?

なぜここまでセックスレスは加速してしまうのか。「自身はセックスレスだと感じている・やや感じている」と回答した285名に、その理由を尋ねてみたところ、切実な背景が見えてきた。

圧倒的に多かった回答は「育児・家事で疲れている(56.8%)」という声。 次いで「仕事の疲れ(42.8%)」や「時間・機会がない(39.7%)」が続く。一方で「パートナーへの不満(17.1%)」や「気持ちの距離(12%)」といった感情面の理由は、上位には入っていなかった。

この結果は、セックスレスが必ずしも「相手への関心がなくなった」「夫婦仲が悪い」といった理由だけで起きているわけではないことを示している。日々の忙しさに追われ、心身ともに余裕をなくしている現状がデータとして表れていると言える。

約62%がレスの解消を希望

  • セックスレスを解消したいと思っていますか?

    セックスレスを解消したいと思っていますか?

「自身はセックスレスだと感じているか」という質問に対し「感じている」「やや感じている」と回答した285名に「解消したいと思っているか?」を聞いた。

その結果、「強く思っている」人が約22%・「いつかは解消したい」人が約40%、合わせて約62%と半数以上の人が、今すぐでなくてもレスの解消を希望していることがわかった。

セックスの頻度は夫婦関係にも影響大

  • セックスの頻度は夫婦関係に影響していると感じますか?

    セックスの頻度は夫婦関係に影響していると感じますか?

セックスの頻度が夫婦関係に影響しているかを尋ねた質問では、「とても影響している」「多少影響している」と回答した人が多数を占めた。レス状態は性生活だけの問題ではなく、夫婦間の距離感や関係性そのものに影響すると感じている人が多いことがわかる。

実際にアンケートに寄せられた声をみても、「性生活が安定しているとお互いが穏やかでいられる」、「行為をしている間は、自分たちがパパママでない、お互いが恋人のときのように相手を感じる時間だと思っている」、「レスだと幸せホルモンが少ないのか、イライラしやすい気がする」など、安定した性生活が「日常の穏やかさ」や「パートナーを異性として尊重する気持ち」に大きく寄与していることが見て取れる。夫婦の性生活は単なる欲求充足のためだけではなく、相手を特別な存在として再確認し、心の平穏を保つための大切な役割を担っていると言える。