![ゴラッソでチームを救ったアルバロ・カレーラ[写真]=Getty Imagesス](index_images/index.jpg)
ラ・リーガ第25節が8日に行われ、バレンシアとレアル・マドリードが対戦した。
国内、ヨーロッパのカップ戦での失態は目立つものの、ラ・リーガでは直近のラージョ・バジェカーノ戦を後半アディショナルタイムの劇的なゴールで勝ち切って6連勝を達成したレアル。
首位のバルセロナが前日に勝利したことで暫定4ポイント差の状況で臨んだ今節は降格圏手前の17位に位置するバレンシアとのアウェイゲームに臨んだ。直近のラージョ戦からは先発3人を変更し、負傷のジュード・ベリンガム、サスペンションのヴィニシウス・ジュニオールに代えてアルダ・ギュレル、ゴンサロ・ガルシアを起用した。
基本的にはレアルがボールを保持して押し込みながら、バレンシアが堅守速攻で応戦する構図で試合が進んでいく。
序盤は守備の集結の速さ、出足の鋭さに手を焼いたレアル。流れの中ではキリアン・エンバペも徹底監視に遭い、攻撃の形を作れない。それでも、18分にはショートコーナーからギュレル、直後にもセットプレー流れからボックス右のエンバペが続けて際どいシュートを放っていく。
前半半ばから終盤にかけてはエンバペがより仕掛ける場面を作り出しレアルペースに。28分にはその背番号10のお膳立てからボックス右に抜け出したダビド・ヒメネスに決定機が訪れたが、ニア下を狙ったシュートは相手GKの好守に遭う。その後もボックス付近でエンバペが良い形で仕掛けるシーンを再三作ったが、ホームチームの集中した守備を前にゴールをこじ開けることはできなかった。
後半も同じメンバーで臨んだレアルだったが、立ち上がりはアルノー・ダンジュマらの積極的な仕掛けに苦しみ、カウンターから攻め込まれる場面も散見。なかなかリズムを掴み切れない。
それでも、フェデリコ・バルベルデの強烈なミドルシュートなど個人技で脅威を示していくと、65分には相手陣内左サイドでディーン・ハウセンから足元にパスを受けたアルバロ・カレーラスが複数のDFに囲まれながらも強引にドリブルで切れ込んでゴール前に抜け出し、最後はGKのタイミングを外す絶妙な右足シュートをニア下に流し込む、圧巻のゴラッソで待望の先制点をもたらした。
カレーラスの鮮烈な一撃でリードを手にしたレアルだが、直後にはルーカス・ベルトランに決定機を与え、冷や汗を欠く場面も。この状況を受けて75分を過ぎると、ブラヒム・ディアス、トレント・アレクサンダー・アーノルド、フランコ・マスタントゥオーノらを続けてピッチに送り出し、ゲームクローズにかかる。
結局、最少得点差のまま後半最終盤を迎える形になったが、後半アディショナルタイム1分にはハウセンのロングフィードを起点に左サイドへ抜け出したブラヒム・ディアスが丁寧な折り返しを送ると、これをゴール前のエンバペがワンタッチで合わせ、勝利を決定づける公式戦6試合連続ゴールとした。
試合全体を通しては下位相手に振るわないパフォーマンスとなったが、ラ・リーガ7連勝を達成したレアルが首位のバルセロナを1ポイント差で追走している。
【スコア】
バレンシア 0-2 レアル・マドリード
【得点者】
0-1 65分 アルバロ・カレーラス(レアル・マドリード)
0-2 90分+1 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)