マクラーレン10回目のF1コンストラクターズ・チャンピオン獲得記念|アルトゥーラ・スパイダー MCL39 チャンピオンシップ・エディションが誕生!

マクラーレン・レーシングが達成した、10回目のF1コンストラクターズ・チャンピオン。その節目を祝う存在として、「マクラーレン・アルトゥーラ・スパイダー MCL39 チャンピオンシップ・エディション」が誕生した。
マクラーレン・オートモーティブが用意したのは、単なる記念モデルではない。ブランドの歴史と、F1という舞台で積み重ねてきた栄光を、実体ある一台として所有するための、極めて限定的な機会である。

【画像】カスタマー向けに限定10台のみ製作。10回目のコンストラクターズ・タイトル獲得を祝うマクラーレンのエクスクルーシブなモデル(写真10点)

生産台数はわずか10台。すべてがカスタマー向けに製作されるこの特別なアルトゥーラ・スパイダーは、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)の手によって仕立てられる。2025年シーズンを戦い抜き、コンストラクターズ・タイトルを獲得したレーシングカー「マクラーレン MCL39」へのオマージュとして、そのリバリーからディテールに至るまで、徹底したこだわりが貫かれている。

このエディションが象徴するのは、マクラーレンがF1のコンストラクターとして王座に君臨したという事実だけではない。2025年シーズン、ランド・ノリスが初のF1ドライバーズ・タイトルを獲得する原動力となったMCL39。その存在感と記憶を、公道を走る車へと昇華させた点にこそ、本モデルの本質がある。

マクラーレン・オートモーティブ最高コマーシャル責任者であるヘンリク・ウィルヘルムスマイヤーは、この車が持つ意味を次のように語る。


「マクラーレンは、それぞれのお客様の特別なライフスタイルに調和する厳選された体験と、F1レースの興奮とが融合しているブランドです。ファンがこのブランドに抱くつながりを拡げ、感情を超えて実際に触れることにより、マクラーレンの歴史の一部となれるようにしたいと考えました」

MSOによって手作業で施されるリバリーは、ミャンオレンジとオニキスブラックの組み合わせ。2025年シーズンに両タイトルを獲得したシャシーを想起させるカラーリングであり、その随所には10度目のワールド・コンストラクターズ・チャンピオン獲得を象徴するモチーフが散りばめられている。
ボディに描かれた”10”のグラフィックには、10個の星と、これまでコンストラクターズ・タイトルを獲得してきたマクラーレンの各レーシングカーのシルエットが精巧に刻まれ、静かにして雄弁な物語を語る。

エクステリアはブラック・パックを装備し、足元にはグロスブラック仕上げの10スポーク・スーパーライトウェイト ダイナモ 鍛造アロイホイールを装着。マクラーレン・ミャンオレンジのブレーキ・キャリパーにはブラックのマクラーレン・ロゴが添えられ、ステルス・バッジ・パックやステルス・エグゾースト・フィニッシャーを備えたスポーツ・エグゾーストが、全体の印象を引き締める。

インテリアもまた、MSOビスポークならではの世界観で統一される。マクラーレンオレンジで刺繍された”10”のヘッドレスト、ミャンオレンジの12時位置ステアリング・マーカーなど、細部にまでこのエディションだけの意匠が与えられた。センターコンソールにはフレーム付きのカスタム・ケースメント・プラークが装着され、その希少性を視覚的にも強調する。素材にはパフォーマンス・カーボン・ブラック・アルカンターラとジェット・ブラック・ナッパレザーを採用し、マクラーレン・ビジョンオレンジのパイピングがさりげないアクセントとして機能する。

さらに、エクステンデッド・サテン・カーボンファイバー・シルフィニッシャーには、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリの直筆サインが刻まれる。すべての車両にはラゲッジコンパートメント内にカスタム・トラックレコード・プラークが備えられ、2025年シーズンにおけるマクラーレンの優勝回数、ポールポジション、ファステストラップの記録が刻印されるという徹底ぶりだ。加えて、オーナーには超限定版の2025年F1コンストラクターズ・チャンピオン記念品が贈られる。

マクラーレン・レーシングがサーキットで輝かしい成功を収めたように、2025年はマクラーレン・アルトゥーラとアルトゥーラ・スパイダーにとっても記念すべき一年となった。英国オートカー・アワードではベスト・ドライバーズカーに選出され、オート・エクスプレス新車アワードではパフォーマンスカー・オブ・ザ・イヤーを獲得。次世代ハイパフォーマンス・ハイブリッド・スーパーカーとしての地位を、確固たるものとしている。

このアルトゥーラ・スパイダー MCL39 チャンピオンシップ・エディションは、速さやスペックを誇示するための車ではない。F1という頂点の舞台で刻まれた時間と記憶を、所有という形で引き受けるための存在。その価値は、10台という数字以上に、深く、重いのだ。