レアル・ソシエダがアラベスに逆転勝利で国王杯準決勝へ [写真]=Getty Images

 コパ・デル・レイ(国王杯)準々決勝が4日に行われ、レアル・ソシエダとアラベスが対戦した。

 12月に就任したペッレグリーノ・マタラッツォ監督のもとで調子を取り戻しつつあるレアル・ソシエダ。コパ・デル・レイでは2019-20シーズン以来6年ぶりの優勝を目指しており、アラベスを下せば3シーズン連続のベスト4進出となる。日本代表MF久保建英を依然として負傷で欠く中、ブライス・メンデスやミケル・オヤルサバル、ゴンサロ・ゲデスらがスタメンに名を連ねた。

 序盤からスコアが動く。アラベスが相手のプレスをうまく回避し、右サイドに抜け出したデニス・スアレスへ展開。アイトール・マニャスを経由してボックス手前中央のアブデ・レバシュにボールが渡ると、狙い澄ましたミドルシュートがゴール右隅に吸い込まれた。一方のレアル・ソシエダは15分、CKのこぼれ球を拾って左サイドへ展開し、ゲデスのラストパスに抜け出したオヤルサバルが難しい角度からネットを揺らして試合を振り出しに戻す。

 追いついたレアル・ソシエダだったが28分に勝ち越しを許す。アラベスのジョニーがトニ・マルティネス、マニャスとのワンツーを使ってボックス内に侵入すると、カバーに入ったベニャト・トゥリエンテスがたまらずファウル。このプレーで得たPKをT・マルティネスが冷静に沈めた。アラベスはその後もチャンスを作ったが、GKアレハンドロ・レミロの好セーブもあり3点目は奪えず。前半は2-1で終了した。

 1点を追いかけるレアル・ソシエダだが、後半は攻めあぐねる展開が続き、度々アラベスの鋭いカウンターを浴びる。63分にはFKの素早いリスタートからT・マルティネスに抜け出され、対応したドウイェ・チャレタ・カーがボックス内でユニフォームを引っ張ってしまう。VARが介入した結果、アラベスにこの日2つ目のPKが与えられたが、レミロがT・マルティネスのキックをセーブし、チームを救った。

 ピンチを凌いで迎えた76分、オヤルサバルの巧みなポストプレーから敵陣中央のトゥリエンテスにボールが渡り、針の穴を通すような絶妙なスルーパスがボックス内左へ送られる。走り込んだゲデスがダイレクトでゴール右下に流し込み、レアル・ソシエダが意地を見せる。その4分後には自陣でのボール奪取からカウンターを発動し、ルカ・スチッチが相手DFラインの背後へスルーパスを供給。抜け出したオーリ・オスカルソンがGKとの1対1を制して逆転に成功した。

 試合は2-3で終了し、2度のビハインドを負いながらも逆転したレアル・ソシエダが3シーズン連続の準決勝進出を果たした。

【スコア】
アラベス 2-3 レアル・ソシエダ

【得点者】
1-0 8分 アブデ・レバシュ(アラベス)
1-1 15分 ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)
2-1 29分 トニ・マルティネス(PK/アラベス)
2-2 76分 ゴンサロ・ゲデス(レアル・ソシエダ) 
2-3 80分 オーリ・オスカルソン(レアル・ソシエダ)