ウェザーニューズは2月4日、「花粉症調査2026」を発表した。調査は2026年1月15日・17日・19日・26日、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザー31,048人を対象にインターネットで行われた。
2人に1人以上が花粉症
「あなたは花粉症ですか?」と質問し、計10,352人の回答を集計した結果、「花粉症です」と回答した人は56%で、約2人に1人以上が花粉症ということがわかった。まさに「国民病」と言っても過言ではない。
都道府県別にみると、最も花粉症の方の割合が高かったのは徳島県で69%、2位は栃木県と埼玉県で64%だった。東京都と神奈川県、愛知県は10位、大阪府は16位となった。
全国平均の55%を超える県は本州の太平洋側に集中しており、特に関東、甲信と東海、四国で60%を超える県が多くなった。
全国に設置している花粉観測機「ポールンロボ」による観測に基づいて解析された2017~2025年の花粉飛散の平均値を見てみると、東北北部の一部や福島県、関東、甲信、東海などで特に飛散量が多いことがわかる。青森県では花粉症の発症率が全国最下位タイの32%で、発症率と飛散量が完全に一致しているとはいえないが、上位にランクインしている関東や静岡県、三重県などでは飛散量も多い傾向にある。
女性は6割が花粉症、10~20代の発症率が高い傾向
性別でみると、花粉症の割合は男性54%、女性62%で、男性よりも女性の花粉症の方が多いことがわかる。また年代別にみてみると、10代と20代の発症率が高く、10代では7割が花粉症だった。
4割が飛散開始前から対策を実施
花粉症対策を始める時期について質問したところ、8,028人からの回答があった。「花粉症ではない」を除くと、「飛散開始前」が41%、「アレルゲン免疫療法で年単位」が3%、「症状が出てから」が42%、「花粉症だけど何もしない」が14%だった。「飛散開始前」と「アレルゲン免疫療法で年単位」の回答を合わせて集計すると、全国平均で44%の人は事前に対策を始めていることが分かった。
事前対策するのは男性よりも女性
性別でみると、男性よりも女性の方が事前対策をする人が多くなった。男性よりも女性の方が花粉症の割合が多く、発症率の差が事前対策への意識の差につながっていると考えられる。
年代別にみると、20代以下は「症状が出てから」が半数近くを占めるが、30代以降は「飛散開始前」に対策を始める割合が40%を超え、経験に基づいた事前対策が増える傾向にある。一方、10代では「アレルゲン免疫療法で年単位」の回答が他の世代と比べて多く、若年層ほど長期的な体質改善を選択する動きがみられる。
過半数がすでに花粉を感じる
ウェザーニュースでは毎週、花粉症の発症や対策の状況に関する調査を行なっている。1月26日に実施した花粉症の症状に関する調査では、9,706人からの回答があった。「花粉症ではない」を除くと、52%がすでに花粉を感じていることがわかった(「けっこう感じる」「ちょっと感じる」の合計)。1月12日の同調査と比較すると、すでに症状の出ている人が16ポイント増加している。エリア別にみると、花粉を感じている人が最も多いのは関東で63%、九州で52%、東海で52%、中国で50%と2人に1人が花粉を感じているようだ。
飛散開始前の花粉症対策
飛散開始前の花粉症対策について質問し、フリーコメントで回答を募集した。回答を集計した結果、最も多かったのが「マスク」で、ウイルス対策も兼ねて、マスクをする人が多いようだ。2位は「薬の服用」、3位は「目薬・点鼻薬」で、「1月にはいったら」、「年末頃から処方薬を服用」、「混まない内に受診して薬を準備」など早めに動き出している回答が目立つ。「舌下免疫療法」や「注射」といった治療を受けている人も一定数いた。花粉症は症状が出る前からの対策が効果的とされている。











