スマートバンクは1月27日、年末年始の「居酒屋出費」に関する動向調査の結果を発表した。調査はAI家計簿アプリ「ワンバンク」ユーザー約40万人の家計簿データを対象に行われた。対象期間は2024年・2025年の12月、2025年1月1日~1月14日、2026年1月1日~1月14日。
年末・年始ともに昨年と比べて出費増
2024年と2025年の12月(1日~31日)の「居酒屋出費」を分析すると、2025年は昨対比で11.0%増加していることがわかった。
Job総研の「2025年 忘年会意識調査」によると、2025年の職場の忘年会実施率は69.1%となっており、「参加したい」と回答した人は過半数を超えた。特に20代では70.1%と3年連続で最多の参加意欲を見せており、忘年会需要が戻ってきていると考えられる。
また、2025年と2026年の1月前半(1日~14日)の「居酒屋出費」についても、2026年は昨対比で3.7%増加している。昨今の物価高に伴う飲食単価の上昇の影響もあり、忘年会・新年会シーズンともに出費額が前年を上回る結果となった。
年明けは"財布の紐"の引き締まりが顕著に
一方で、2025年12月後半(18日~31日)と2026年1月前半(1日~14日)を比較すると、出費額は15.9%減少している。12月の盛り上がりから一転、年明けと同時に、急激に節約モードへシフトしたことが分かる。
1年の締めくくりという特別感から、年末は忘年会や居酒屋での飲食を積極的に楽しむ一方、その反動が1月の急激な"財布の紐"の引き締めに拍車をかけたと言えそうだ。
都道府県別に見る、年始の「居酒屋出費」
新年会が開催される2026年1月前半(1日~14日)の「居酒屋出費」について、都道府県ごとに分析した。
出費が一番多かったのは青森県という結果になった。青森県は、昨年11月に実施した調査でも、2025年の「居酒屋・バー」カテゴリーの支出で1位になっており、お酒への高い趣向が新年の「居酒屋出費」にも影響しているかもしれない。
一方で、47位と出費が一番少なかったのは、山梨県だった。「じゃらんリサーチセンター」のご当地調査 2024によると、山梨県は県民性ランキングで「ムダ遣いしない方だ」で全国1位、「まじめな方だ」で全国2位となっており、12月の忘年会シーズンで使った出費を、1月に入ってすぐに引き締める傾向があることが分かった。同じ新年の「居酒屋出費」でも、1位と47位で17,000円以上の開きが出るほど、地域ごとの県民性や趣向が、お金の使い方に現れる結果となった。



