近江鉄道は、同社の鉄道線全線(米原~貴生川間、高宮~多賀大社前間、八日市~近江八幡間)で交通系ICカード「ICOCA」を3月1日から利用開始すると発表した。交通系ICカード全国相互利用サービスにも対応する。
3月1日以降、改札機および車内に設置した入出場機へ、乗車時・降車時に「ICOCA」をタッチすることで、チャージ残額から自動的に運賃を精算する。「PiTaPa」のポストペイ機能は利用できない。あわせて「ICOCA」のウェブ定期券サービス「iCONPASS」も導入。スマートフォンやパソコンから近江鉄道の通勤・通学定期券と企画乗車券を購入できるサービスで、近江鉄道の鉄道線と近江バス・湖国バス、さらにJR線を組み合わせた定期券も1枚の「ICOCA」で利用可能となる。「iCONPASS」による定期券販売は2月24日から開始する。
近江鉄道の定期券と残高機能をあわせ持つカード「近江鉄道線ICOCA定期券」も導入する。これにより、定期券区間内で乗車時・降車時に入出場機へタッチして乗車できるだけでなく、チャージしておくことで定期区間外への乗越し運賃の精算も可能になる。近江鉄道の定期券とJR西日本の定期券を1枚の「ICOCA」で利用することも可能になる。
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ネット上で近江鉄道の定期券や企画乗車券を購入できるサービス「iCONPASS」も導入
ポイントサービスの「WESTERポイント」も導入する。近江鉄道の運賃として1カ月に3,000円を超えて利用した場合、超過分の10%を翌月にポイントとして付与するとのこと。西日本エリアで初めて、こども用「ICOCA」で乗車した場合のこども運賃を1乗車10円に。チャージ残高不足やタッチエラーの場合は普通運賃となる。
「ICOCA」の導入にともない、紙のきっぷと定期券は3月1日以降、販売されなくなる。現金で乗車する場合は整理券方式に統一し、回数券や一部の連絡乗車券も販売終了。企画乗車券もラインナップの見直しと価格改定を行い、ネット販売への移行を進めるとしている。

