AGAセルフケア「HIX(ヒックス)」を運営するエムボックスはこのほど、HIXユーザー6,354名の問診データをもとに分析した「AGAに関する実態調査2026」を発表した。
■実施背景
男性の薄毛の9割以上は「AGA」(男性型脱毛症)が原因とされている。
同社はAGA領域において、テクノロジーを活用し、科学的根拠に基づく情報や製品を提供することで、一人ひとりの薄毛の悩みに寄り添い、共に解決していきたいという想いから、AGAセルフケア「HIX」を展開している。
現在、累計40万人以上のユーザーが利用しており、日々蓄積される膨大な頭皮画像や問診データを活用して、ユーザーの実態に即したサービス提供や商品開発を行っている。
また、国内におけるAGAの実態をデータから明らかにし、正しい知識と適切な対策の普及を促進するため、2025年より「AGAに関する実態調査」を実施。本年もユーザーデータをもとに、昨年の結果と比較しながら見えてきた「薄毛に悩む人々のリアルな実態」を報告した。
■悩み部位1位は、鏡を見て気づきやすい「生え際」
薄毛が気になる部位について聞いたところ、「生え際・おでこから薄く(44.4%)」が最も多く、次いで「頭頂部・つむじから薄く(36.5%)」となった。
昨年の調査と同様の傾向を示しており、多くの男性にとって、自分自身が鏡を見た際に変化に気づきやすい「顔周り」の後退が、悩みを自覚する最大のきっかけであり続けている。
■薄毛が気になり始めて1年以上経過しているにも関わらず、3人に1人以上が「対策なし」
薄毛対策への意識は年々高まりを見せており、「何も行っていない」と回答した割合は昨年の53.4%から41.6%へと改善した。また、対策方法については「塗り薬」が最も多い結果となった。
しかし、「1年以上前から悩んでいる層」に限定すると、34.4%(約3人に1人)が依然として未対策のまま。長期的な悩みがありながらも、具体的な行動に移せていない「足踏み層」の実態が浮き彫りになった。
■生活習慣(睡眠・食事・喫煙)は良好な人が多数。一方で8割が「遺伝」傾向にあり
薄毛の原因として一般的に挙げられる「生活習慣の乱れ」について調査したが、結果は以下の通り、回答者の多くが健康的な生活を送っていた。いずれも昨年比で同水準となる。
食事:62.6%が栄養バランスの良い食事を意識している
喫煙:76.7%がタバコを吸わない(非喫煙者)
一方で、「ご家族の中に薄毛の方はいますか?」という質問には、80.2%が「はい」と回答。昨年の調査(約7割)と比較しても高い数値となっており、生活習慣の改善だけでは防ぎきれない「遺伝的要因」が強く影響していることが改めて裏付けられた。
AGAは遺伝的要素が強いからこそ、生活習慣の改善といった自助努力だけでなく、医学的根拠に基づいた早期の「適切なケア」で進行を遅らせることが重要だ。
■半数近くが「クリニックに行きたくない」。理由は「時間がない」「費用が高い」とコスパ・タイパを意識
進行性かつ遺伝的要因が高いにも関わらず、なぜ多くの人が「放置」してしまうのだろうか。 専門クリニックへの受診意向を聞いたところ、47.7%(約半数)が「受診したくない」と回答した。
その理由として圧倒的に多かったのが「通院する時間がない(60.4%)」、次いで「費用が高い(27.3%)」だった。
仕事などで忙しい現役世代にとって、通院にかかる時間やコスト(タイパ・コスパ)が大きな障壁となっており、その結果として、薄毛を放置してしまう層が発生していると考えられる。
■最も多い悩みは「自分の状態を詳しく知りたい」。治療の前にまず「ヘアチェック」を求めている
髪や頭皮に関する具体的な悩みを分析した結果、最も多かったニーズは「自分の薄毛の状態をもっと詳しく知りたい」というもの。 いきなり高額な治療や手術を求めているのではなく、「自分の薄毛はAGAなのか?」「どの程度進行しているのか?」という“現在地の確認"こそが、最初の一歩として求められている。
なお、「その他」については、"市販の発毛剤や育毛剤の副作用が気になる" "クリニックを受診したいけど、費用が気になる" "クリニックで処方された内服薬を服用しているけど、抜け毛が治らない" "クリニックを受診したいけど、薬の副作用が気になる" "クリニックを受診したいけど、どこを選べばいいかわからない"といったような声があがった。
■調査概要
調査方法:「HIX」ユーザーへの問診(初診ユーザーのうち、全設問に回答した人を対象)
回答者数:6,354名/10代 348名、20代 1,333名、30代 1,709名、40代 1,478名、50代 1,044名、60代 384名、70代 58名
対象期間:2025年1月1日〜11月30日
出典:HIX(ヒックス)調べ







