アイドルグループ・Snow Manの佐久間大介とお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が出演する日本テレビ系バラエティ番組『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』(毎週土曜23:30~)が、24日に放送された。
世界中のあらゆる“推し”の魅力を学ぶ同番組。今回は、ストリートダンスの世界を深掘りした。
Snow Manのメンバーとして日々ダンスに取り組んでいる佐久間ですら、「ストリートダンスって結局なに?」と首を傾げる場面が。日村も「言葉は知ってるけどね」と、ストリートダンスについて意外と曖昧な理解だった様子だ。
そこで今回は、知られざるストリートダンスの世界を深掘り。ダンス発祥の奥深い歴史から、見方がわかると一気に魅力が増すフリースタイルバトルを完全解説する。さらに、世界王者による本気のダンスや、サクヒムオリジナルパフォーマンスも披露していく。
ストリートダンスの魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”は、YouTubeチャンネル登録者数30万人超えのダンス解説チャンネル「ARATA DANCE SCHOOL」を手掛け、以前「振付師」をテーマにした回でも登場した、ダンサー・YouTuber・振付師のARATA。そしてもう一人は、ダンサーや振付師として活動し、日本武道館単独公演も2度経験があるs**t kingzのkazukiが担当。kazukiはSnow Manの楽曲「W」の振り付けを手がけた人物でもある。
そもそも「ストリートダンス」とは、バレエやジャズダンスのように体系化されたものとは異なり、路上で自然発生的に生まれたダンスの総称。1970年頃~80年代に誕生したスタイルは「オールドスクール」、90年代以降に広がったものは「ニュースクール」と呼ばれている。
2024年のパリ五輪で正式競技となった「ブレイキン」は、70年代のニューヨークで誕生。スラム街でのギャング抗争において、“銃を使わない決着方法”として踊りで勝敗をつけていたことがルーツだという。
さらに、ブレイキンにDJ、ラップ、グラフィティを加えた4要素から生まれた文化が「ヒップホップ」。そこから派生し、90年代に定着したのが、今やストリートダンスの代名詞ともいえる「ヒップホップダンス」なのだ。
ほかにも、60年代のアメリカにおけるLGBTコミュニティから生まれた「ヴォーグ」は、女性的でメリハリのある腕の動きが特徴的なダンス。
Snow Manのメンバー・ラウールと2人の楽曲「Bass Bon」でヴォーグに挑戦した経験がある佐久間は「めちゃくちゃ難しくて」「体の使い方がそもそも違うんですよ、魅せ方と。機械的とまで言わないけど、無機質なダンス」「僕とラウールはアイドル史上、一番難しい振り付けって言っているくらい」と、その奥深さや難度の高さを語る。
また、激しい感情をむき出しにした動きが特徴の「クランプ」は、92年、元ドラッグディーラーの男性が出所後、過酷な環境で育つ子どもたちに希望を与えようとピエロ姿で踊り始めたことが起源だという。その後、弟子たちによって“戦い”の要素が加えられ、現在のスタイルへと進化したとのこと。迫力満点のクランプ映像を見た日村は、「すっげえかっこいい」、「今興奮してる本当に」と目を輝かせていた。
こういったさまざまなジャンルが交差し、組み合わさることで無限の表現が生まれる。それこそが、自分だけのスタイルを築いていくストリートダンスの大きな魅力なのだ。
ポイント(1)【音の上を歩く妖精】
ここからは、唯一無二のスタイルで世界を魅了する、日本が誇るカリスマダンサーたちを紹介していく。
まずは、s**t kingzのkazukiが「世界を獲った“音の上を歩く妖精”」と称するダンサー・Miyu。19歳という若さで、権威あるストリートダンスの世界大会「JUSTE DEBOUT」を制した実力の持ち主だ。
Miyuが得意とするのは、足さばきに特化したダンスジャンル「ハウス」。まるでリズムの上を歩くような超高速ステップで、世界中を魅了してきた。
パフォーマンス映像を見ながらkazukiは、「この速さ、体重の乗せ方がすごく上手、あとつま先の使い方、膝の使い方が上手で、だからこそこのスピードで軽やかに動けるっていうのがあるんですよね」「だからうまいハウスダンサーは足音がならないんですよ」とその技術の高さを解説。これを受けて佐久間も、「本当にうまいハウスダンサーは、足音がしないんですよ」と、その完成度の違いを語った。
ポイント(2)【アーティスト界のB-BOY】
続いて紹介するのは“アーティスト界のB-BOY”。8人組ダンス&ボーカルグループ・MAZZELのメンバー・SEITOだ。SEITO本人がスタジオに登場する。
SEITOのルーツは、アクロバティックな動きが特徴のブレイキン。今なお新技が増え続けており、極めるまでに膨大な時間を要する、ストリートダンスの中でも屈指の難関ジャンルだ。
その世界でSEITOは、わずか14歳にして日本一に輝いた実績を持つ。実は、アーティストでありながら本格的なブレイキンを踊れる存在は希少なのだそうだ。
スタジオではSEITO本人とMAZZELの楽曲『DANGER』のMVを鑑賞。メンバー全員で高難度のブレイクダンスに挑んだこの作品について、SEITOは「(メンバーたちに)マジでやめてくれって言われました、二度とやめてくれって言われました」と裏話を明かし、スタジオを沸かせた。
ポイント(3)【フリースタイルの若き帝王】
そして3人目は、いま世界が最も注目している日本人ダンサー。フリースタイル界の若き帝王、「THE D SoraKi」。なんとSoraKiもスタジオに登場。
SoraKiは、ストリートダンス界最高レベルの世界大会「Red Bull Dance Your Style2022」で、日本人として初の優勝を果たした人物。1億回再生された“伝説のフリースタイル動画”を、本人とともにスタジオで鑑賞する。
映像を見ながら佐久間は「緩急がオシャレだとみんな沸きやすいんですよ」と解説。日村も、その完成度の高さに思わず感嘆の声を上げる。
また世界中でバズった映像に、佐久間は「待って! 俺見たことあるかも、これ」、日村も「俺もこれ見たことあるぞ」と記憶がよみがえった様子。SoraKiの圧巻のパフォーマンスに2人ともテンションは最高潮に。
そして最後は、スタジオにkazukiも加わり、番組オリジナル楽曲でダンスパフォーマンスを披露。
こうしてストリートダンスの奥深さに触れたサクヒム。世界を舞台に活躍する日本の若きダンサーたちの才能に刺激を受け、心も踊る時間となったようだ。
TVerでは、地上波未公開シーンを含む特別版が配信されている。
【編集部MEMO】
『サクサクヒムヒム』では特番時代から、「おぱんちゅうさぎ」「ストリートファイター6」「和山やま」「麻辣湯」「マネスキン」「パンどろぼう」「アオアシ」「ラーメン二郎」「サモエド」「平成女児ブーム」「シルバニアファミリー」「リロ&スティッチ」「BE@RBRICK(ベアブリック)」「韓国コンビニ」「小田切ヒロ」「Naokiman」「マインクラフト」「隅田川花火大会」「味仙」「伊藤潤二」「刃牙(バキ)シリーズ」「HANA」「快活CLUB」「ARG」「コジコジ」「551蓬莱」「坂元裕二」「ユニクロ」「ぺえ」「油そば」「観光列車」「アートネイル」「日本人振付師」「タコス」「新宿ゴールデン街」「細田守監督」「冬アイス」「穴場温泉街」「から揚げ」を深堀り。2025年の年末には『サクサクヒムヒム ☆推しの降る音楽祭☆』も放送された。


