AOKIが運営するジャケジョ研究所は、2025年11月にジャケットを着用する機会のある20代から50代の女性を対象に、インターネット調査による「働く女性の冬の防寒対策実態調査」を実施した。有効回答数は1,002件。

「冬バテ」で体調を崩したことはあるか?

冬バテについて「経験がある」と回答した女性は47.1%にのぼった。体のだるさや気分の落ち込みなど、明確な病気ではないものの本調子ではない状態を感じている人が多く、働く女性にとって冬バテは身近な課題となっている。

「冬バテ」が原因で、仕事の生産性が落ちるか?

また、冬バテが仕事に与える影響については、「仕事のパフォーマンスが落ちると思う」と回答した人が85.7%に達した。

「冬バテ」でどのような不調を感じたか?

集中力の低下やミスの増加といった影響が懸念されており、冬の体調管理は個人の問題にとどまらず、生産性にも関わるテーマといえる。

仕事中の防寒対策は?

防寒対策の実態を見ると、「インナーや重ね着で調整する」と回答した人は49.3%と約半数を占めた。

冬場のファッションで困ることはストレスは?

一方で、冬の服装に関する悩みでは「衣服が重い、動きにくい」が37.1%で最多となった。寒さ対策として重ね着を選択することで、服の重さや動きにくさが新たなストレスとなり、結果的に冬バテにつながる可能性が示唆される結果となった。

「ウォームビズ(WARM BIZ)」を実践しているか?

環境省が推奨するウォームビズについては、61.5%が実践していると回答した。

「ウォームビズ(WARM BIZ)」を実践する理由は?

注目すべき点として、実践理由の最多は「服装を暖かくして体調不良を防ぐため」で41.0%となり、環境配慮だけでなく健康管理の手段として捉えられている実態が浮かび上がった。

「冬バテ」対策として衣服の対策も必要か?

さらに、冬バテ対策として衣服による対策の必要性を感じている人は87.4%に達した。

快適に働くための冬服に求める条件は?

快適に働くための冬服に求める条件としては、「軽くて動きやすく疲れにくい」「厚着せず暖かい」「温度変化に合わせて調整できる」といった要素が上位に挙がり、防寒性能だけでなく調整力や着心地へのニーズが高まっている傾向が見られた。

自律神経研究の第一人者・小林弘幸氏が解説する“冬バテ”対策

本調査結果を踏まえ、自律神経研究の第一人者である小林弘幸氏は、冬バテの背景には寒暖差やストレスによる血流障害があると指摘する。現代人はストレスの蓄積により自律神経が乱れやすい状態にあり、そこに季節の寒暖差や年末年始の生活リズムの変化が重なることで冬バテが起こりやすくなるという。

「着込みすぎない」“引き算の防寒”が、自律神経と体調を守るカギ

調査結果と専門家の見解から、冬バテ対策には「暖かさ」だけでなく、「軽さ」「動きやすさ」「調整力」を重視した防寒スタイルへの見直しが重要であることが示された。働く女性にとって、冬の服装選びは体調管理とパフォーマンス維持の両面で大きな意味を持つテーマとなっている。