三井ホーム北海道は、北海道警察による交番整備事業の事業者に選定されたことを発表した。札幌市と恵庭市の計5か所に、強度に優れた国産材CLTを用いた木造交番を建設する。

  • 元町交番イメージ

    元町交番イメージ

建設する木造交番は、「東警察署 元町交番」(札幌市東区)、「北警察署 麻生交番」(札幌市北区)、「白石警察署 北都交番」(札幌市白石区)、「豊平警察署 北野交番」(札幌市清田区)、「千歳警察署 恵み野交番」(恵庭市恵み野)。

同事業では、工場で組み立てた箱型ユニットを採用することで、安全性や環境に配慮しつつ、高品質な施工と従来比約3カ月の工期短縮を実現することが可能になった。引渡期限である2026年7月よりも、3カ月早い2026年4月末までに全棟の引渡しを予定している。ユニット化により将来の移築も容易であり、持続可能な地域社会の安心・安全を支える拠点となる。

  • CLTを使用した箱型ユニットのイメージ

    CLTを使用した箱型ユニットのイメージ

建物は、寒冷多雪地の北海道で冬期間の最低室温を概ね15℃以上に保つため、外壁に外断熱工法を、窓は3層断熱ガラスを使用した樹脂サッシを採用し、高い断熱性能を確保する。高効率エアコンなど、省エネ機器の導入と併せて脱炭素社会の実現に貢献する。

構造材や家具には、地産地消を推進し、トドマツやカラマツ・シラカバなどの道産材を活用する。設計・施工・品質管理において地元企業との連携し、地域経済の活性化にも寄与する。

  • 北海道産トドマツの製材

    北海道産トドマツの製材