EASは、サプリメントなどの機能性表示食品を定期的(週3日以上)に摂取している全国の男女1,019人を対象に、「サプリメントなどの機能性表示食品の品質と安全性」に関する調査を実施した。本調査は、2025年12月9日から10日にかけて、PRIZMAによるインターネット調査で1,019人に対して行われたもの。

調査では、普段摂取しているサプリメントの種類として「ビタミン・ミネラル」が60.9%と最多となり、「目・肝機能サポート」が20.4%、「疲労回復・エナジー系」が18.8%と続いた。

摂取目的については「健康維持・予防」が71.1%で最も多く、「体調管理・改善」が51.1%、「美容」が20.8%となり、日常的な健康管理を目的とした利用が中心であることがうかがえる。商品選択時に重視するポイントでは「価格」が49.5%で最多となり、「成分内容」が45.0%、「科学的根拠の有無」が40.3%と続いた。コスト面を意識しながらも、内容やエビデンスを重視する傾向が見られた。

一方で、「品質や安全性に不安を感じたことがあるか」という設問では、「ある」と回答した人が49.4%と約半数に達した。不安を感じた理由としては「健康被害のニュースを見た」が52.5%で最多となり、「効果が本当にあるのかわからない」が50.9%、「成分や製造工程が不透明」が29.6%と続いた。

不安を感じた際の行動としては、「公式サイトで成分・データを確認する」が45.7%と最も多く、「SNSや口コミをチェックする」が36.0%、「医師・専門家に相談する」が24.9%となった。企業の情報開示が、利用者の安心感に直結していることが読み取れる。

さらに「信頼できるサプリメントなどの機能性表示食品の条件」については、「臨床試験を実施して科学的根拠を示している」が57.5%で最多となり、「原材料や配合量を明確に開示している」が54.9%、「安全性データを丁寧に提示している」が44.7%と続いた。

また、同価格帯の商品が並んだ場合に「臨床試験を実施して科学的根拠が示されている商品を選ぶか」という質問では、「はい」と回答した人が93.1%にのぼった。その理由としては、「効果に関する科学的根拠が示されているから」が63.3%、「安全性が確認されていると感じるから」が62.1%、「企業として信頼できる姿勢だと思うから」が38.3%となっている。

今回の調査から、サプリメントなどの機能性表示食品利用者の多くが品質や安全性に不安を抱えながらも、購入時には科学的根拠や情報開示の姿勢を重視している実態が浮き彫りとなった。価格と信頼性の両立が、今後の商品選択における重要な判断軸になりそうだ。