終活協議会は、終活ガイド資格2級・3級を取得している660名を対象に「終活の準備」に関する意識調査を実施した。調査期間は2025年1月1日から12月1日、調査方法はインターネット調査によるもの。
調査では、2025年に生活や老後に関わる準備を後回しにして後悔した経験がある人は46.1%となり、約半数が何らかの後悔を抱えている結果となった。一方で、後悔がないとする回答も53.9%を占め、意識には差が見られる。
後悔した内容としては「家の片づけ」や「自分の将来の備え」が比較的多く、生活基盤に関わる項目が上位に挙がった。
終活に関しては「何も後回しにしていない」が最多となったものの、「親へのヒアリング」や「遺言書・エンディングノートの未記入」など、家族との意思確認や記録に関する項目が進んでいない層も一定数存在する。
終活の必要性を感じたきっかけでは、「親の不調や老いを感じた時」が最も高く、自身の健康不安を上回る結果となった。終活意識は自分自身よりも、親の変化を通じて高まるケースが多いことがうかがえる。
2026年に取り組みたい終活として最も優先度が高いものについて尋ねたところ、「特にまだ決めていない」が26.7%で最多となった。
2026年に終活を始めたい理由として最も近いものを聞いた設問では、「特に理由はない/始める予定はない」が32.0%で最も高い結果となった。一方で、「家族に迷惑をかけたくない」が19.1%、「自分の将来に不安がある」が17.4%と続いている。終活に対して明確な動機を持つ層と、まだ具体的な理由や行動に至っていない層が混在している状況といえそうだ。
また、終活を始めるうえでのハードルとしては「何からやればいいか分からない」が最多となり、時間や費用よりも進め方が分からないことが障壁となっている実態が明らかになった。
必要なサポートとしては「何をすればいいか分かるチェックリスト」が突出して高く、具体的な指針を求める声が多い。
家族や大切な人との将来に関する話し合いについては、「必要だと思うが、あまり話せていない」が最多となった。話し合いの必要性は認識されているものの、実際の行動に移せていない状況が浮き彫りとなっている。
2026年に最初の一歩として取り組みたいことでは「家の片づけ」が最も多く、次いで「まだ特に決めていない」が続いた。終活に対して関心はあるものの、具体的な行動を模索している段階の人が多いと考えられる。









