チェルシーを退任したマレスカ監督 [写真]=Getty Images

 チェルシーを退任したエンツォ・マレスカ監督が、ファンに向けて感謝を綴った。

 現在45歳のマレスカ監督はマンチェスター・シティのU-23チームやパルマで指揮官を務めたほか、マンチェスター・シティのトップチームでアシスタントコーチを務めた後、2023年夏に就任したレスターを1年でプレミアリーグ昇格に導くと、2024年夏にチェルシーの指揮官に就任した。

 そして、初年度となった昨季はプレミアリーグを4位で終え、チームに3シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権をもたらしたほか、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)と2025年夏に開催されたFIFAクラブワールドカップ2025で優勝に導き、2冠を達成した。

 そんな中で迎えた今季はプレミアリーグ第19節終了時点で8勝6分け5敗、勝ち点「30」の5位につけていたが、先月13日に行われたエヴァートン戦(◯2-0)後の会見で突如、マレスカ監督が「私がクラブに入団して以来、この48時間は最悪の48時間だった。皆が私とチームをサポートしてくれなかったからだ」と上層部との不和をほのめかし、不穏な空気が流れていた。

 その後、先発メンバーの選定や試合中の交代策を巡ってクラブと何度も衝突していたことも明らかになり、最終的には共同オーナーを務めるベハダ・エグバリ氏との関係が破綻したことでマレスカ監督自身が退任を望んだことも報じられ、リーグ戦直近7試合で1勝(4分け2敗)にとどまっているチーム状況もあり、チェルシーは1月1日に双方合意のもと、マレスカ監督の退任を発表した。なお、データサイト『OPTA』では、同監督は元旦に解任されたプレミアリーグ史上初の指揮官になったことも伝えられていた。

 後任にはチェルシーと同じオーナーのコンソーシアム『BlueCo』が保有するストラスブールからリアム・ロシニアー監督を引き抜き、2032年6月30日までとなる契約を締結したことが6日に発表されたなか、マレスカ監督は自身の公式インスタグラムを更新し、トロフィーを掲げる複数の写真とともに、チェルシーファンへの感謝を綴った。

「『この世界をあなたが見つけた時よりも少しでも良い状態で去ろう』 チェルシーでの私の旅はカンファレンスリーグでの予選ラウンドから始まった。チェルシーのような名門クラブをその名に相応しい場所で去ることができ、心からの安らぎを感じている」

「この18カ月間のチェルシーファン皆のサポートに深く感謝をする。チャンピオンズリーグ出場権獲得、カンファレンスリーグ優勝、そしてクラブワールドカップ優勝には皆のサポートが不可欠だった」

「この勝利の数々はいつまでも私の心に刻み続けるものだ! この素晴らしい旅路を共に歩んでくれたすべての選手たちに心から感謝をする。あらゆる瞬間を共にしてくれたすべての方々に、シーズン後半戦、そして今後の成功を祈っている。チェルシー、ありがとう。私と家族を代表して」