インテージは12月22日、「お年玉」に関する調査の結果を発表した。調査は2025年11月19日~11月25日、15~79歳の男女5,000人を対象にインターネットで行われた。
お年玉をキャッシュレス決済でもらいたい人が増加
20歳以下の人に、お年玉を「スマホのキャッシュレス決済」でもらいたいか聞いたところ、38.5%の人がもらいたいと回答した。2023年1月分から調査を始めて以来最高で、昨年の30.5%から8ポイントと急増しており、4割に届くところまできていた。
あげる人、9割以上は「現金で手渡し」を予定
「あげる人」に、どのようにお年玉を渡すか聞いたところ、昨年同様に9割以上が現金を手渡しと回答した。理由を聞くと、現金の方がありがたみが伝わるなど、現金、対面の方が反応や感動が大きいという割合が大きかった。スマホのキャッシュレス決済に慣れないという人は1割程度で、あえて直接・手渡しを選んでいる姿が浮かんだ。
「予算の総額」は24,039円と2年連続で微減
「お年玉をあげる予定がある人」は、過去2年とほぼ変わらず横ばい(46.8%→46.6%→45.7%)だったが、気になる動きが予算総額。2024年1月は25,099円だったが、2025年1月は24,775円、そして今年は24,039円と2年連続の微減となった。
昨今の物価高や円安がお年玉に影響すると答えた人も昨年から2.4ポイント増えて40.2%にものぼっている。お年玉は年始のハレ行事で子供や孫を喜ばせられる一大イベントだけに、社会のマイナスの影響を受けづらい傾向があったが、「聖域」に不穏な影が差し始めた可能性もある。
少しネガティブな動きが見え始めたお年玉。実際あげる人は、どのようなことを思っているのか聞いた。全体的にはポジティブな意見に対する回答が多く、「喜んでくれるので続けていきたい」が56.5%でトップで、「日本の文化として続けていきたい」という人も2割ほどいた。逆にネガティブな意見では、「年齢につれて金額が上がり厳しい」が18.0%でトップ。「あげる金額に悩む」(17.2%)などが続き、金銭や精神的な負担があることがうかがえた。
1人当たりの金額、小学校高学年は「4,001~5,000円」
「1人あたりの金額ランキング」を見ると、小学生未満では「1~1,000円」、小学校低学年は「2,001~3,000円」が1位だった。小学校高学年と中学生は「4,001~5,000円」が1位で、中学生で5割以上になる。高校生になると半数が「9,001~1万円」、大学生・専門学校生・短大生ではそれが3人に2人となり、これは昨年の結果と同様で、大きな変化は見られなかった。




