JR西日本は24日、加古川線のうち西脇市~谷川間における利用状況について発表した。大阪・関西万博の開催期間と重なる2025年4~10月の実績を取りまとめたもので、期間中の平均通過人員(輸送密度)は1日あたり350人となった。

  • 加古川線の普通列車に使用される125系

    加古川線の普通列車に使用される125系

西脇市~谷川間については、2024年7月に沿線自治体と交通・観光事業者、利用者代表、有識者、JR西日本などの関係者で構成されるワーキングチームにおいて、大阪・関西万博を含む複数の誘客機会をとらえ、連携してより一層の利用促進に取り組むことで合意していた。「350人/日」という数字は、「より一層の利用促進」を行う前の2023年度と比べて、1日あたり75人の増加だったという。

各駅の利用状況に関して、加古川線の新西脇~久下村間における2025年4~10月の各駅乗車人員の合計が1日あたり146人に。2023年度と比べて普通利用者が1日あたり10人増加し、定期券利用者も1日あたり41人増え、増加分の約8割を定期利用が占めた。

利用促進策としては、西脇市~谷川間で2往復4本の臨時列車を増発する実証実験を万博開催期間中に実施。増発列車の平均乗車人数は1本あたり10.5人、平均乗車率は6.3%とのこと。谷川駅で特急「こうのとり」が臨時停車する実証実験も行われ、平均乗換者数は2024年7月から2025年2月まで1本あたり0.3人、2025年4~10月は1本あたり0.6人となった。