レバレジーズは12月23日、「ブルーカラー職への転職実態調査」の結果を発表した。調査は2025年12月5日~12月8日、現在ブルーカラー職に就く労働者のうち、前職がホワイトカラー職種に従事していた520人を対象にインターネットで行われた。
前職は「一般事務」や「営業職」が上位
前職でホワイトカラーとして働き、現在はブルーカラー職に就いている人に、転職前の職種を尋ねたところ、「一般事務(28.7%)」「営業(22.3%)」が上位に挙がった。
最終学歴は「文系大卒(30.0%)」が最多で、「高校卒(27.5%)」「理系大卒(15.0%)」が続き、幅広いバックグラウンドの人がブルーカラー職へ転向していることが分かる。
また、ホワイトカラーからブルーカラー職へ転職した理由としては、「前職でやりがいを感じられなかった(23.7%)」「ワークライフバランスを改善したかった(23.3%)」が上位に挙がった。働く意義の見直しや、働き方を整えたいという思いが、転職の主なきっかけになっているようだ。
「AI台頭」が転職動機に影響
ホワイトカラー職の将来性に「非常に不安があった(20.6%)」「どちらかというと不安があった(42.9%)」と回答した人は合わせて6割を超えた。
不安に感じていた要因としては「将来的に市場での需要が減り、転職先が見つからなくなること(39.4%)」が最も多く、「自分の持っているスキル・知識がAIに代替されること(25.8%)」も上位に挙がっている。近年のAIの進化によって業務やスキルが代替されることに不安を覚え、実際に職種の変更に至っている人もいることがわかる。
約半数がブルーカラー職で働くことに満足
ブルーカラー職種で働くことに満足しているかについては約半数が「満足している(18.3%)」「どちらかというと満足している(36.2%)」と回答した。「後悔している」と回答した人は1割に留まり、満足度は高い傾向にある。
満足している理由としては、「ワークライフバランスを取りやすいから(38.5%)」が最も多く、「精神的なストレスが少ないから(38.2%)」「仕事の成果が目に見えやすいから(29.7%)」が続いた。労働時間や精神的負荷の軽減、成果の見えやすさなど、転職後の働き方にメリットを感じている人が多いことがうかがえる。
ブルーカラー職への転職で約4人に1人が年収増加
ホワイトカラー職からブルーカラー職への転職したことで、年収がどう変化したかを聞いたところ、約4人に1人が「増加した(25.6%)」と回答した。年代別では、20~30代の約4割、40~50代でも2割以上が年収アップを実現している。
増加額を見ると、「50万円~100万円未満(22.6%)」が最も多く、「100万円以上」と回答した人も合わせて約3割にのぼった。異なる業界への転職であっても、特に若い世代を中心に大きな年収アップに繋がっているケースが多いことが見受けられる。









