第一三共ヘルスケアは、使用済みの「おくすりシート」を回収し、再生利用する「おくすりシート リサイクルプログラム」を東京都東大和市で開始したと発表した。都内の自治体としては初めての試みとなる。

  • 第一三共ヘルスケア サステナビリティ推進マネジャー 岩城氏と東大和市 市長 和地仁美氏

    左から、第一三共ヘルスケア サステナビリティ推進マネジャー 岩城純也氏、東大和市市長 和地仁美氏。ベンチはおくすりシートのリサイクル品

東大和市内では、市役所および市民センター・公民館に「おくすりシート くるりんBOX」を設置。2026年1月までに計10カ所への設置を完了し、その後、調剤薬局やドラッグストア、病院などにも展開する予定だ。メーカーや購入店に関係なく、すべての使用済み「おくすりシート」が回収対象となる。

  • おくすりシートくるりんBOX

    「おくすりシート くるりんBOX」

第一三共ヘルスケアでは、2022年10月に本プログラムをスタートして以来、回収拠点の拡大を続けてきた。これまでの累計回収量は約16トン(「おくすりシート」約1,600万枚相当)を超え、ペンやトレー、ベンチなどのアップサイクル品として再生されているという。

「おくすりシート」は、日常の中で当然のように捨てられていたものだったが、実はリサイクル可能な資源である点に着目したのが本プログラムの特徴。回収されたシートは粉砕・分別され、再び価値ある製品として生まれ変わる。

同社は、「企業の枠を超えて、広く取り組まれる活動へ発展することを目指したい」とコメントしている。