しみケア総合ブランドの「トランシーノ」は、薬用スキンケアシリーズの“美白シートマスク”をリニューアルし、『トランシーノ薬用ブライトニングフェイシャルマスク』として2026年2月13日より発売します。シリーズの中でも人気アイテムのシートマスクがどのような進化を遂げたのか、新製品発表会で話を聞いてきました。
“抑える”“整える”“浸る”の3拍子で使用感と機能性の両面を追求
2014年の誕生以来、うっかり紫外線を浴びてしまった時や大事なイベントの前などのレスキューマスクとして親しまれてきたトランシーノの“薬用美白シートマスク”。ベストコスメの受賞数は累計59冠と、シリーズ最多を誇る人気アイテムが7年ぶりにリニューアルを果たします。
リニューアルの背景について、第一三共ヘルスケア ブランド推進本部 トランシーノ ブランドマネージャーの服巻沙千恵氏は、シートマスク市場の拡大がきっかけになったと話します。
同社の調査によると、シートマスクは20〜50代女性において2人に1人が自ら購入して使用しており、化粧水や乳液といった基礎アイテムとは属性が異なるものの、スキンケアの定番として使用率の高いアイテムとなっています。また、シートマスクを含むパック市場は年々売上が拡大しており、2023年から2024年にかけて売上が約1.5倍に伸長するなど、今後も成長が見込まれるのだそう。
このような市場背景を踏まえ、マスクによるスペシャルケアならではの満足感を追求した『トランシーノ薬用ブライトニングフェイシャルマスク』が誕生しました。
進化した『トランシーノ薬用ブライトニングフェイシャルマスク』の特徴は大きく3つあるといいます。1つ目は、しみができる前に“抑える”ことです。澄み渡る明るい肌を目指すために、しみ情報のきっかけとなる炎症をブロックすることが大切であると考え、微弱な炎症もしみのきっかけになりうることに改めて着目したのだそう。抗炎症作用のあるトラネキサム酸、そしてメラニン生成抑制作用もあるグリチルリチン酸ジカリウムのダブルの有効成分でアプローチする処方になっているといいます。
2つ目は、透明感が奪われる前に“整える”こと。紫外線によって肌のバリア機能が低下し、水分が蒸発しやすくなることで、ハリ感・ツヤ感のない肌印象になってしまうのだそう。そういった肌印象を暗くする要因に着目し、厳選した成分を配合。新たに加わったのは、肌を整えてバリア機能をサポートし、うるおいを逃しにくいキメの整ったなめらかな肌へと導く“キメの乱れ着目成分”のイリス根エキス(保湿)と、肌表面に微細な水膜を形成し、まるで湯あがりのような自然な艶感の宿った肌印象へと導く“アクアベール成分”のヒアルロン酸Na-2(保湿)です。これらの厳選成分を配合したことで、不調に陥りにくい肌コンディションをキープするといいます。
3つ目は、10分間でタイパ良く“浸る”ことです。うるおいに浸る贅沢な10分間をかなえるために、マスクの形状と浸透設計にこだわったようです。マスクには、引き続き肉厚で密着感のある3層構造のマイクロファイバーシートを採用。含浸液を浸透する力と心地良い肌あたりのどちらも追求したといいます。ストレッチ性のある極細繊維素材が、顔の凹凸にしなやかに密着し、肌をたっぷりのうるおいで包み込みます。
アップデートしたのは、マスクの切れ目のことであるスリット。肌への密着性をより追求し、目、鼻、顎周りのスリットを調整し、さらに包み込み感をアップするため横幅のサイズをアップし、ながらケアをしていてもずれたり剥がれたりしにくく進化させたといいます。使い心地の良いシルエットで最大限のフット感をもたらすためにミリ単位で調整を重ね、全部で112通りの組み合わせから、この形状が採用されたのだとか。
浸透設計については、化粧水などの液体と肌の間の境目(=界面)を形成するのに必要なエネルギー“界面自由エネルギー”に着目。このエネルギーを小さくすることで液体と肌との相性が良くなることから、界面自由エネルギーを下げるPOE水添ヒマシ油(保湿)を配合。また、配合成分を角質層へスムーズに移動させる浸透サポート成分のシクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール(保湿)を配合したことで、含浸液の肌なじみを向上させ、配合成分を角質層深くまで届ける浸透設計へと強化したといいます。
会場には、進化した『トランシーノ薬用ブライトニングフェイシャルマスク』のミニサイズが用意されていたので、10分間あえて聞き手の手の甲で試してみることに。筆者の骨ばった手を開いたり閉じたり、メモを取ってもピッタリと密着し続けていました。たっぷりと液を含んでいるはずなのに液垂れもなかったので、心地良くケアできそうな予感。
ミニシートマスクを剥がしてみると、使用前よりも肌がふっくらとしているのを実感できました。触れてみるともっちりとうるおっているのにベタつかず、自分の肌が愛おしくなる仕上がりに。この仕上がりを早く顔で体感したい!
生まれ変わった『トランシーノ薬用ブライトニングフェイシャルマスク』は、こだわりを持って美白ケアを実践している人だけでなく、紫外線などによるダメージに対してレスキューケアを探しているアフターケアニーズ層にも満足感を得られるよう追求したといいます。
より詳しいお話を服巻氏に聞いてみました。
担当者に話を聞いてみた
――7年ぶりに人気アイテムをリニューアルされましたが、改めてリニューアルを決断された背景やきっかけを教えてください。
服巻氏:コロナ禍前は主にシートマスクといえば、インバウンド需要が高く活性化した市場ではありました。コロナ禍によりインバウンド需要が下がったものの、化粧水代わりの大容量マスクが増えたことによって、日本でも日常使いであったり、週1〜2回のスペシャルケアであったり、シートマスクが取り入れられるようになりました。
ただ、シートマスクカテゴリーは、競合品も含めて入れ替えが激しく、韓国のシートマスクなどトレンドも流れていく中で、ダメージ補修のカテゴリーのシートマスクはすごく増えているんですね。もともとトランシーノも、レスキューケアの美白の軸で支持はいただいていたものの、シートマスクが再度盛り上がっている波になっていきたいという思いで、これを機にリニューアルに踏み切りました。
また、最近だと10月くらいまで夏のような天気が続き、紫外線が強くなっているのも感じるので、ぜひこの機会に最大化させていきたいとリニューアルした次第です。
――今回のリニューアルで、一番進化したポイントを教えてください。
服巻氏:スリットの調整で密着度が上がったことですね。同じ3層構造のマイクロファイバーシートを採用しているのに、切れ込みの入れ方で従来品とリニューアル品でここまで密着するんだと驚きました。シートの素材はご好評いただいていたので、変えたくないとなった時に切り込みだなと。スリットの切り込みをミリ単位で調整するのがオタク気質というか(笑)。それくらい力を入れました。
最近はタイパとか言われているので、シートマスクをしながらドライヤーをしたり、ながらケアをする方が多くなっているので、そういった方にはうれしいリニューアルポイントになっていると思います。
――新しくなったシートマスクは、どのような生活スタイル・シーンで使うのがおすすめですか?
服巻氏:紫外線を浴びてしまったり、紫外線以外にも季節の変わり目によっての乾燥ダメージなど、肌にとってのレスキューシーンってあると思うんですよね。そんな「やってしまった」という時に使用していただけたらと思っています。
基本的にはその日のうちにケアをしていただくために夜の使用をおすすめしているのですが、キメを整えるという点でメイクのりもアップするので、朝に使うのもおすすめです。
――おすすめの使用頻度やスキンケアのどのタイミングで取り入れるのがベストか、基本的な使い方を教えてください。
服巻氏:基本的な使い方は、洗顔後、化粧水などで肌を整えたあと。使用頻度は毎日ご使用いただけますが、週1〜2回を推奨しています。
――トランシーノでは様々なスキンケアアイテムがありますが、タイパを意識したおすすめの組み合わせを教えてください。
服巻氏:洗うケアでは、ジェル状洗顔料の『トランシーノ薬用クリアジェルウォッシュ』が、軽いメイクも落とせて泡立ても不要なので、タイパという観点ではおすすめです。その後に化粧水の『トランシーノ薬用ブライトニングクリアローション』、そしてこの『トランシーノ薬用ブライトニングフェイシャルマスク』、最後に『トランシーノ薬用ブライトニングクリアミルク』でフタをしていただくのが良いかなと思います。
選んだ3アイテムには、肌あれ防止成分のグリチルリチン酸ジカリウム、化粧水と乳液にはトラネキサム酸も入っているので、「やってしまったな」という時にもご使用いただけるセットになっています。
――もうお守りのようなセットですね。最後にしみケア総合ブランドとして、今後ブランドとして目指していきたい姿や、今後の展開の方向性などをお聞かせください。
服巻氏:しみに対して真摯に向き合って、トラネキサム酸や透明感の研究であったり、美白マニアの方に刺さるものを展開しているので、そういった方々にはもちろん使っていただきたいですが、うっかり紫外線を浴びてしまうことは誰でも起こりうることだと思うんですよね。そういった幅広い方々にも手を差し伸べられるようなラインアップを今後も強化できたらと考えています。せっかくドラッグストアでも売っている手軽に購入できるアイテムではあるので、専門性はきちんと持っておきながら、幅広い方々に手を差し伸べられるよう拡大できたらと思っています。
――ありがとうございました!








