エム・ピー・ソリューションは、「暗証番号入力必須化にともなうクレジットカード決済の実態調査」の結果を発表した。調査は9月20日~10月3日、クレジットカード決済を導入している全国の飲食店経営者および従業員268人を対象に、インターネットで行われた。
2025年4月より、ICチップ付きカードでのサインによる本人認証(PINバイパス)は廃止され、暗証番号(PIN)入力が原則必須となっている。同調査対象者のうち、このことを「知っている」と回答した人の割合は79.6%。また、72%が「暗証番号入力必須化にともなって、顧客体験に影響が出ている」という。
具体的には、「決済端末のデザインや操作性により洗練されたサービス体験やお店の雰囲気が損なわれた」(27.9%)、「暗証番号(PIN)が分からず、支払いができない・時間がかかるケースがあった」(21.3%)、「クレジットカード決済の場合にテーブルでの決済(サインによるPINバイパス)ができなくなった」(20.2%)など。
続いて、「暗証番号入力必須化への対応のため、決済端末の変更などの対応を行いましたか?」と尋ねたところ、約7割の飲食店従事者が「決済端末の新規導入や機能追加を行った」と回答した一方で、約3割は「対応方法を検討中」もしくは「大きな変更は行っていない」という。
また、現在採用している決済端末について、見た目やデザイン・操作性がお店の雰囲気やサービス水準に合致しているかと質問したところ、「改善の余地がある・合致していない」と回答した人が64.6%にものぼることがわかった。
最後に、「現在使用している決済端末に改善を望む点は何ですか?」と質問したところ、「多様な決済手段への対応」(27.8%)が最も多く、次いで「片手で持ち、操作できるサイズ感・重量、薄型化」(21.4%)、「店舗の雰囲気に相応しい洗練された外観デザイン」「同時決済ができるように複数台設置」(ともに18.5%)と続いた。


