F1専用タイヤ「ピレリ Pゼロ・ホワイト・ハード・コンパウンド」のサイン入りレプリカがチャリティ出品

RMサザビーズ主催でピレリが展開するチャリティ・オークションに、モータースポーツファン注目のアイテムが出品された。ピレリ Pゼロ・ホワイト・ハード・コンパウンドのレプリカタイヤである。現在の入札額は330ドルで、オークション締め切りまでは残り約6日となっている。

【画像】F1ドライバーとピレリモータースポーツ・ディレクターのサインが入ったF1タイヤがチャリティオークションに(写真3点)

ピレリは2011年以降、FIAフォーミュラ1世界選手権における唯一のグローバルタイヤパートナーを務め、トップカテゴリーの舞台で技術と経験を重ねてきた。その起源は1872年のイタリアにさかのぼり、F1規定による初開催レースである1950年のイギリスグランプリでは、ニーノ・ファリーナがピレリタイヤを装着したアルファロメオ158で勝利を収めている。F1の歴史とともに歩んできたブランドというDNAが息づく。

今回のオークションは、重い病と向き合う子どもたちの願いを実現する活動を行うメイク・ア・ウィッシュ財団UAEを支援するための企画であり、ピレリとRMサザビーズが共同で出品する。レプリカタイヤには、2025年のF1カタールグランプリに参戦する複数のF1ドライバーのサインが入れられる予定で、さらに、ピレリモータースポーツ・ディレクター、マリオ・イゾラのサインも加わる。

対象となるホワイト・ハード・コンパウンドは、2022年から2025年シーズンに使用されたスリックタイヤと同仕様の構造を持ち、天然ゴムに加え100種類以上の素材を組み合わせて製造され、最大5Gのコーナリングフォースと摂氏140度を超える高温に耐える設計だ。

レプリカでありながら、その存在感はまさに本物。特徴的な白いサイドウォールが視覚的なシグネチャーとなり、サイズは405/720-18。展示用スタンドが付属するため、ディスプレイピースとしても完成度が高い。

想定落札価格は5,000〜10,000ドル。サーキットで磨かれたテクノロジー、F1の記憶、そしてチャリティという意義が重なる一品。空間に置くだけで物語を帯びる存在感、情熱と速度の象徴が、次なるオーナーを待っている。

Pirelli Charity Auction

https://rmsothebys.com/auctions/pt25/lots/n0001-pirelli-p-zero-white-hard-compound-replica-signed-formula-1-tyre/