2021年には新語・流行語大賞にもノミネートされ、今では誰もが知る言葉となった「推し活」。ただ、「推し活」と一口に言っても、推すスタイルや熱量は人それぞれ。今回、フォーイットは全国の20代~60代までの男女を対象に「推し活に関するアンケート」を実施。500名のデータから世代別の「推し活」トレンドが見えてきた。

  • 推し時間は「1日1時間未満」が約7割

アンケートでは「1日のうち、推し活に充てる平均時間」を調査。最も多かった回答は「30分~1時間未満」と「15分~30分未満」で、いずれも24.2%という結果に。続いて「15分未満」が22.2%、「1時間~2時間未満」が16.8%。全体として「1時間未満」にあたる回答の合計は約70%にのぼった。

「推し活=じっくり時間をかけるもの」という従来のイメージは、すでに過去のものになりつつあるよう。“短時間で効率よく楽しむ”傾向が強まっていることが示された。

  • デジタルネイティブ世代ほど推し活時間が長い傾向に

年代別で見ると、20代は「30分~1時間未満」が最も多く29.0%。ただし、推し活に2時間以上充てている層も一定数いるようだ。一方で、50代・60代では「15分未満」という回答が30%以上を占めた。

50代~60代に比べ、20代の推し活時間が長いのは学生や未婚の社会人など、比較的自由な時間が取りやすいライフスタイルが影響している可能性がある。未婚・既婚別で見ても、やはり未婚者の方が推し活へ費やしている時間は長い。

  • 既婚者は未婚者と比較して活動時間が短い傾向

未婚者は自分の好きなことに使える時間が多いが、既婚者の場合は家庭や育児との兼ね合いなどもあり、推し活に充てる時間は制限される傾向に。

特に専業主婦・主夫の場合は、「15分未満」と回答した人が約40%を占めた。家事や育児と両立しながら無理のない“ライトな推し活”を選ぶ人が多いのかもしれない。

  • 最も推し活時間が短いのは「専業主婦・主夫」層

近年のSNSや配信サービスの普及により、場所や時間を選ばず“ちょい推し活”をできる環境が整ってきた。こうした“タイパ重視”の流れが、推し活スタイルの多様化を後押ししていると考えられる。