日本海洋少年団連盟は、10月11日~10月13日の3日間にかけて、2泊3日海事研修を実施した。今回の研修では八戸海洋少年団、札幌海洋少年団、日本海洋少年団連盟の計24名が参加、海事に関する知識・技能を実地で学んだ。

  • 10月11日~10月13日の3日間、八戸海洋少年団は、船に乗って津軽海峡を越えて海事を学び、札幌海洋少年団と交流した

    10月11日~10月13日の3日間、八戸海洋少年団は、船に乗って津軽海峡を越えて海事を学び、札幌海洋少年団と交流した

この研修は、海洋少年団の団員が海事に関する知識・技能を実地で学び、団体行動を通じて協調性・自主性を育むことを目的としたもの。フェリー乗船体験、海事講話、ロープワーク、班活動を通じて、「海に学び 海に鍛え 海に親しむ」精神の体得を目指す。

初日10月11日は、八戸団のメンバーが青森港にて荷役作業を見学した後、津軽海峡フェリー「ブルーハイウェイ」に乗船。船内では、荷役設備や船内施設の見学に加え、同社の一等航海士・山崎氏による講義が行われ、船の構造や実践的なロープワークについて学んだ。

  • 船橋見学

    船橋見学

  • 船内講話

    船内講話

函館港に到着後は、札幌団と八戸団が合流。北海道運輸局の﨑野氏による講話では、北海道の物流事情や、コンテナ船・自動車運搬船・タンカー・フェリーといった船の種類、船員の仕事、運輸局の役割などについて詳しく学び、参加者たちは海に関わる仕事への理解を深めた。

  • 海事研修

    海事研修

その晩は「ふるる函館」にて宿泊。食事準備や宿泊施設での生活を通じて、団員の自主性と責任感を育む狙いもある。なお、函館山の裾野に位置する宿泊施設において最近の熊の出没状況について職員に尋ねたところ、「函館山には熊は出ない」との回答に、参加者一同安堵したワンシーンも。

2日目の12日は、自己紹介やレクリエーション、手旗信号競技などを通じて親睦を深めた。手旗・ロープワーク競技では、両団が切磋琢磨する姿が見られ、和やかな雰囲気の中にも緊張感のある交流が展開され、友情が育まれた。

  • オリエンテーション

    オリエンテーション

  • ロープワーク訓練

    ロープワーク訓練

  • 手旗訓練

    手旗訓練

札幌団は12日に一足早く帰路につき、昼食後に実施した解散式では「また会おう」と再会を願う声が多く聞かれた。

13日、八戸団は金森倉庫をはじめとした函館市内を散策した後、青森港行きのフェリー「ブルーハピネス」に乗船し、八戸への帰路についた。本研修を通じて、参加者は「海に学び、海に親しむ」という理念のもと海事への関心と理解を深めるとともに、異なる地域の団員同士、かけがえのない絆を育むことができたことだろう。