
スピーカー交換で手軽に“いい音”をゲット!
カロッツェリアが上質なサウンド空間をプロデュース
2025年9月27日(土)~28日(日)に大阪・万博記念公園お祭り広場にて開催された「モーターキャンプエキスポ2025」に、カーAVでおなじみのパイオニアがカロッツェリア体感ブースを初出展した。最新のカーナビはもちろん、上質なサウンドも味わえるデモカーを2台用意! クルマ旅を楽しむ来場者へ、手軽に楽しめるカーAVの世界を提案していた。
【画像】「サウンドや動画視聴など高いエンタメ性がいいですね」モーターキャンプエキスポ2025のカロッツェリアブースで共感多数!
アウトドアを楽しむ人の多くはクルマで移動している。その理由は荷物の多さ。目的地へ向かうにはカーナビの役割も大切だが、長距離ドライブとなると移動中のエンタメ性も重要な要素となってくる。より楽しく、気持ちのいいドライブができれば長時間の移動も楽しめるはずだ。
今回、「モーターキャンプエキスポ2025」に初出展したパイオニアは、カーAVブランド「カロッツェリア」のデモカーを2台用意して手軽で効果的なサウンドチューニングを実践。車種専用のフロントスピーカーインストールキットを使い、見た目も純正風の自然なルックスに仕上げていた。
まず試聴したのは、キャンピングカーのベースとしても人気のハイエース。ヘッドユニットは普及版カーナビの人気モデルである「楽ナビ」で、フローティングマウントの9V型ディスプレイでのシネマ視聴が大迫力! ウーハーから響く重低音が劇場の感動を再現し、車内だというのを忘れる没入感が味わえた。
ドアミラー根元にツイーターがマウントされるので、音楽再生でも自然な音像を正面に実感。デッドニングされたドアスピーカーの鳴りっぷりもよく、キットパーツだけで仕上げられるという手軽さに驚いた。
ハイエースのような商用車では純正スピーカーのコストが抑えられているので、この車両のように高品位なスピーカーへ交換するだけでもカーオーディオの音質は大幅に向上する。高音質なイヤホンに投資する感覚でカーオーディオにも投資すれば、ロングドライブは心地いいリスニングタイムに生まれ変わるだろう。
次に試聴したのは、クロスオーバー系ミニバンのデリカD:5。アウトドア派に人気のモデルで、カスタムするユーザーも多い。ヘッドユニットは高音質を追求するフラッグシップモデルの「サイバーナビ」で、カスタムユーザーも納得するカーナビのハイエンド機だ。
サイバーナビの機能を語りだすと長くなるので、ここでは惜しみつつ割愛。スピーカー交換で実感するサウンドについて触れよう。もともとデリカD:5のフロントは純正でツイーター別体の2ウエイスピーカーを装着しているが、ダッシュボードの奥手にツイーターがあるので音像としての存在感は薄い。
それがカロッツェリアの車種専用取り付けキットでカスタムフィットスピーカーのツイーターを装着すると、耳元に近いドアミラー根元から高音域を再生。小さなボリュームでも音像の定位感をしっかり出し、艶やかなサウンドを楽しませてくれる。
ドアスピーカーのウーハー部はデッドニングなしのポン付けとのことだが、低域の再生を絞ることでミッドスピーカー的な役割へ。低音による音の濁りがなく、気持ちよくボーカルを伝えてくれるのが心地いい。
ドアスピーカーが中音域にシフトしたぶん、低域を担うのは助手席シート下に配置したパワードサブウーハー。引き締まった低音は悪目立ちすることもなく、総合的な高音質を楽しませてくれた。これにはサイバーナビの高音質回路やセッティング能力も大きく寄与しているので、こだわり派ほどサイバーナビがオススメといえるだろう。
最後にカロッツェリア製カーナビの特徴として、ネットワークスティック(上位モデルは付属、下位モデルは別売り対応)による車載Wi-Fi機能を説明しよう。これはスマホのテザリングに頼らない独立したネットワーク回線で、ドコモとの契約で走行中の車内Wi-Fiが使い放題になるというもの。
ネットワークスティックが付属しているモデルでは1年間の利用が無料で、その後も年間1万3200円で継続利用できる。月間にすれば1100円で車内Wi-Fiが使い放題というのは、動画やゲーム利用の多い人にはかなり魅力的。基本的な利用は走行中に制限されるが、サイバーナビに限っては停車中でも車両の電源が入っている状態(長時間のアイドリング)でも利用できるので、車中泊ユーザーから好評を博している。
関西地方のアウトドア系イベントとして定着した「モーターキャンプエキスポ」。2025年は大阪・万博記念公園お祭り広場で9月27日(土)と28日(日)に開催された。キャンピングカーなどを軸にするクルマ系イベントとして知られ、アウトドアギアやキッチンカーなど多彩なコンテンツが盛り込まれている。
●デモカーのハイエース、デリカD:5ともフロントスピーカーは「TS-C1740S」を装着。展示された単品を見ると、振動板もマグネットも純正品を完全に凌駕する高品質な設計だ。セパレート2ウエイなので別体のツイーターをマウントする必要があるが、それは車種専用パネルで純正風に装着できる
●新製品のデジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」、コンパクトな前後2カメラドライブレコーダー「VREC-DZ810D」、スマート音声ナビを搭載する次世代通信型ドライブレコーダー「NP1」も展示されていた
●「アドベンチャーシリーズ」として、既存の追加スピーカーにアウトドアを意識したカラーリングモデルをラインアップ! サテライトスピーカー「TS-STX710AS」、チューンアップツイーター「TS-T440AS」、24cm×14cmパワードサブウーハー「TS-WX400AS」ならオシャレにコーディネートできる
積載性を損なわない迫力のサウンド空間
ハイエース
●セパレート2ウエイスピーカー「TS-C1740S」のツイーター部を、ハイエース専用の取り付けキット「UD-K304」でスマートにインストール。まるで純正品のようなフィッティングで、音像の定位感を耳元へと引き上げてくれる
●内張りの中には、セパレート2ウエイスピーカー「TS-C1740S」のウーハー部が純正スピーカーと交換装着される。ハイエース専用のインナーバッフル「UD-K5311」や音質を高めるデッドニング(防振・制振・エンクロージャー処理)用のチューニングキット「UD-S701」も同時装着される
●ヘッドユニットは新型の楽ナビ「AVIC-RF722-DC」を装着。9V型フローティングディスプレイ採用の大画面ナビで、車載Wi-Fi機能によってテザリングなしでインターネットが利用できる。契約するドコモの回線は1年間無料! その後も1万3200円/年で車載Wi-Fiが継続利用可能だ
●前席の足元中央にパワードサブウーハー「TS-WX400DA」をズレないように固定。フロアに響く重低音が、ライブやシネマの視聴で迫力のサウンドを演出してくれる
●後席用のスピーカーとして、コアキシャル2ウエイの「TS-E1010」を天井に埋め込みマウント。10.1V型フリップダウンモニター「TVM-FW1060-B」によって、後席での動画視聴も快適だ
●新製品のデジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」は、別体式フロントカメラの採用でシンプルな本体デザインを実現。ADASのカメラやセンサー、シェード(ドット状の部分)を避けて小型のフロントカメラを設置でき、クリアな視界と録画を両立できる
上質なサウンドでエンタメ機能を満喫
デリカD:5
●デリカD:5専用の取り付けキット「UD-K306」を使ってセパレート2ウエイスピーカー「TS-C1740S」のツイーター部を装着。インテリアの質感にマッチする専用パネルは、後付け感を一切感じさせない
●セパレート2ウエイスピーカー「TS-C1740S」のウーハー部を純正スピーカーと交換装着。内張りの中なので外観は純正と変わらないが、付属の「carrozzeria」バッジを貼り付けることでスピーカーをカスタマイズしていることを主張できる。伸びやかなボーカルで小音量時でも聴きやすくなっている
●ヘッドユニットは美しくインパネに収まる9V型ラージサイズ画面のサイバーナビ「AVIC-CQ912Ⅳ-DC」を装着。高音質も追求したフラッグシップモデルだ。車載Wi-Fi機能の利用は“走行中”という制限がないので、車中泊するユーザーに人気という
●コンパクトでインストール性に優れるパワードサブウーハー「TS-WX140DA」を助手席シート下に装着。イコライジングでドアスピーカーの低音域を減らしてドア鳴り(共鳴やビビリ音)を緩和し、TS-WX140DAが一手に低音域を受け持つことで、メリハリのある引き締まったサウンドが楽しめる
●後席でもエンタメが満喫できるよう、2種類のモニター設置をデモンストレーション。13.3V型フルHDフリップダウンモニター「TVM-FW1300Ⅱ-B」の大画面もいいし、パーソナルに徹したプライベートモニター「TVM-PW930TⅡ」も見やすさは良好だ
エンタメとサウンドを両立するカロッツェリアのデモカーを体感!
後席にも届くグッドサウンド
Daifukumochiさん&ナッツくん
家族でドライブすることが多いというDaifukumochiさん。愛車のヴォクシーには社外品ナビを装着しているが、現在CD/DVDユニットの故障で動画の再生が不能という。退屈しがちなナッツくんにはスマホで動画を視聴してもらっているので、現実的な購入計画の参考にカロッツェリアブースを訪れた。
「昔からサウンドには興味があって、若いころはラゲッジスペースにウーハーボックスを積んでガンガン鳴らしていた時代もありました。カロッツェリアはサウンドがいいので、動画を見る時も臨場感があってイイですね。リヤモニターを見ていてもサウンドがしっかり届くので、子供も楽しく見れそうです」と、デリカD:5の後席でニッコリ。「今回はリヤモニターを含めた動画の視聴に注目しましたが、音がいいのに越したことはありません。予算が回れば、スピーカーにもこだわってみようと思います」と、奥さまへ期待を込めたアイコンタクトを送っていた。
ランクル70専用パネルも出してください
イトオさん&キシダさん
愛車のジムニーでは、自身でサブウーハーを追加するなど、カーオーディオにこだわっているというイトオさん(右)。「前席と後席で違う動画が見られるなど、かなり進化したエンタメ機能に感心しました。サウンドについては、ウーハーの低音がしっかり響き、高音もきれいに通っていてとても聴きやすい印象ですね。ヘッドユニットのスイッチパネルもインテリアにマッチしていて、サウンドもルックスも満足度が高いです」と好感触の様子。
来年にはジムニーからランクル70への乗り換えを予定しており、今回のイベントは「次期ヘッドユニットとスピーカーの品定めができて、とてもよかったです。こういった体感イベントは、ユーザーには本当にありがたいですね」と高評価。「デリカD:5やハイエースと同じように、ランクル70用のツイーターパネルも出してもらえませんかね?」と、早くも次期愛車のカスタムパーツをリクエストしていた。
〈文と写真=川島秀俊 Kawashima Hidetoshi〉


















