日本ガス石油機器工業会は10月3日、「カセットこんろと防災鍋の実態調査」の結果を発表した。同調査は9月2日~3日、全国25歳以上のカセットこんろユーザー360名を対象に、インターネットで実施した。

  • カセットこんろを持っている目的・用途を一つ選んでください

    カセットこんろを持っている目的・用途を一つ選んでください

カセットこんろを持っている目的・用途を尋ねたところ、「年に1回~数回使う」(46.9%)が最も多かった。しかし、34.7%が「防災備蓄として持っているだけで日常では全く使わない」「目的・用途はなく単にあるというだけで日常ではまったく使わない」と答えている。

カセットボンベの所持数に関しては、「1~3本」(60.3%)が最も多かった。政府推奨(※)の「1人1週間当たり約6本」を備えている人は少数だった。

  • 燃料のカセットボンベは何本程度お持ちですか?

    燃料のカセットボンベは何本程度お持ちですか?

カセットボンベの保管場所を聞くと、「キッチン、ダイニング、リビング周り」が64.3%と最も多かった。押入や物置・ガレージなどの屋外スペースなど、存在を忘れやすい場所に保管している人も4割以上おり、災害時などいざという時に『どこにしまってあるか分からない』恐れのある人が一定数いることもわかった。

  • カセットボンベは家の中のどこに保管してますか?

    カセットボンベは家の中のどこに保管してますか?

カセットこんろ・ボンベの製造年の確認について尋ねたところ、53.1%と半数以上が「カセットこんろもカセットボンベも確認していない」と答えた。

交換の必要性については、48.6%が「カセットこんろもボンベも、古くなったら交換が必要だと認識している」と答えた。しかし、「カセットこんろもボンベも認識していない」人も23.1%にのぼり、約4人に1人が交換の必要性を認識していないことがわかった。

  • カセットこんろとボンベは、古くなったら交換の必要があることを認識していますか

    カセットこんろとボンベは、古くなったら交換の必要があることを認識していますか

使用する目的とシーンについて尋ねたところ、「鍋料理や焼き肉など食卓での調理」(65.0%)が最も多く、「災害・停電など非常時に備えて定期的に動作確認している」(16.7%)が続いた。

災害時において、カセットこんろ・カセットボンベを適切に役立てられる自信があるか尋ねると、63.7%が「ある」「まずまずある」と答えたものの、36.4%が「少し不安」「役立て方がほとんど想像つかない」と回答しており、3人に1人以上が災害時の活用に自信を持てていないことがわかった。

  • カセットボンベを生存と生活の維持のため適切に役立てられる自信はありますか?

    カセットボンベを生存と生活の維持のため適切に役立てられる自信はありますか?

所有するカセットこんろの製造年については、43.9%が「分からない」と答えた。2015年以前の買い替え目安10年を超える古い製品を使用している人も23.3%にのぼり、3人に2人以上がカセットこんろを適切に管理できていない現状も明らかになった。

※出典:政府広報オンライン「いつもの食品で、もしもの備えに!食品備蓄のコツとは?」