長良川鉄道は開業40周年を記念し、新造車両「ナガラ603号」の運行開始に向けたクラウドファンディングを10月1日10時から開始すると発表した。募集期間は12月30日23時59分まで。目標金額は150万円。達成の有無にかかわらず支援金を受け取れるAll-in方式で実施する。
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「新造ナガラ603号運行開始」に向けたクラウドファンディングを実施
ナガラ603号は2026年3月末に導入予定の新車両。沿線の関市にある観光資源をモチーフに外装をデザインする。現在、愛称を一般公募しており、クラウドファンディングを通して新車両を知り、興味を持つ人が増えることを意図しているという。地域住民や鉄道ファンが支援に参加するなど、多くの人が関わることで「推し列車」として育てたいとの思いも込めた。
支援金は1口2,000円から。返礼品として、限定デザインのD型硬券1日乗車券と限定鉄カードのセット、603号の出発式参加権・初列車乗車権、夜行列車乗車券、記念ヘッドマーク、芳名版への名前掲載、38駅の駅名看板ネーミングライツなど、多彩な特典を用意している。
長良川鉄道は1986年に国鉄の不採算路線を第三セクター方式で引き継いで設立され、美濃加茂市から郡上市まで72.1kmを結ぶ。路線の約7割は清流長良川や美しい里山沿いを走り、地域の通勤・通学に加え、観光路線としても親しまれてきた。「新造ナガラ603号の出発式を多くの方と盛り上げ、全国から乗りに来ていただきたい。皆さんにとって『マイトレイン』と感じてもらえるよう、一緒にこの列車を育てていけたら」としている。