(左から)阪神タイガースの畠世周、藤川球児監督、井坪陽生(写真:産経新聞社)

 2年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神タイガース。しかし、真の目標は日本一奪還である。クライマックスシリーズ、そして日本シリーズという短期決戦を制するには、レギュラー陣だけでなく、ベンチの厚みが勝敗を分ける。そこで今回は、残り試合で藤川球児監督にアピールを続けたい6人を紹介する。(文・シモ/成績は9月18日終了時点)

畠世周

・投打:右投左打

・身長/体重:186cm/82kg

・生年月日:1994年5月31日

・経歴:近大福山高 - 近畿大

・ドラフト:2016年ドラフト2位(巨人)

 

 昨オフの現役ドラフトで、読売ジャイアンツから移籍してきたプロ9年目の畠世周。今季は大きく出遅れたが、今後に向けて弾みをつけたい。

 

 巨人時代は、先発・中継ぎ・抑えと幅広い役割をこなした。その経験と投球術で、阪神タイガース投手陣の新たなピースになると予想された。

 

 

 しかし、4月に右中指のコンディション不良を発症。約4カ月のリハビリ生活を余儀なくされることになった。

 

 そんな中、8月6日に復帰した畠。二軍のシート打撃に登板したのち、同31日に今季初の一軍昇格を果たす。

 

 優勝までのマジックが6となった9月3日の中日戦。3点ビハインドの場面で登板した畠は、1回を投げて被安打0、無失点に抑えた。

 

 そして、同5日の広島戦では5点リードの場面で登板。最速147キロの直球を軸に、1安打無失点と役目を果たした。

 

 翌6日には2点リードの場面で登板し、最速149キロの直球をマーク。移籍後初ホールドを記録した。

 

 続く同10日のDeNA戦でも1イニングを無失点、同13日の巨人戦では2イニングを投げて同じく無失点に抑えた。

 

 ここまで8試合に登板して、2ホールドポイント、防御率0.00の成績。CSや日本シリーズでの登板経験もある畠が、場面に関わらず使える目処が立ったのは、ポストシーズンに向けて心強い限りだろう。

 

 この調子を維持して、ポストシーズンに臨みたい。

 

 

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【了】