「ホテルニューオータニ(東京)」(東京都千代田区)などを展開するニュー・オータニはダイナースクラブと提携し、最高位の提携カード「ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード」を2026年5月から発行開始する。9月22日に開かれた発表会にて、ダイナースクラブを発行する、三井住友トラストクラブ代表取締役社長の五十嵐幸司氏による解説を聞いてきた。

50年超の提携関係を経て、最高位プレミアムカードが新登場

1970年にニュー・オータニのみで使えるハウスカードの発行に始まり、1995年からは提携カードを発行しており、その付き合いは実に50年以上に及ぶ両社。三井住友トラストクラブは、クレジットカードの国際ブランドであるダイナースクラブを日本で唯一発行している会社であり、今年で創業65周年を迎える。創業当時から、信用力の高い富裕層顧客を持つ様々な分野の代表的企業と提携カードを発行してきた。

今回発表された「ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード」は、既存の提携カードの上位カードとして位置づけられ、2026年5月から発行開始予定だ。富裕層マーケットにおいて、カードに決済機能だけでなく、ある程度高い年会費を払ってでも特別な体験やサービスを享受したいというニーズが高まる中、本カードはラグジュアリーなホテルステイと上質なクレジットカードサービスが融合した新しいプレミアムカードとして開発されている。カードデザインは、プレミアムカードのブランドカラーである「黒」を基調として現在制作中だ。

5つ星ホテルでの無料宿泊など「ホテルニューオータニ」での特典多数

「ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード」の特徴は、ホテルニューオータニ最高峰の滞在体験を会員に提供する独自特典にある。現在発表されている代表的な特典は以下の通りだ。

「エグゼクティブハウス 禅」フリーステイ(1泊分/年)

世界的に権威ある「フォーブス・トラベルガイド」の格付け評価ホテル部門において、6年連続で最高評価の5つ星を受賞している、「エグゼクティブハウス 禅」のフリーステイが年間1泊分提供される。この「エグゼクティブハウス 禅」は、館内にわずか84室しかない「ホテル・イン・ホテル」であり、提供されるのはスタンダードダブル/ツイン(36平米)の宿泊だ。滞在中は、専属スタッフによるパーソナルなサービスを受けられ、宿泊者専用ラウンジ(ZEN LOUNGE)では、1日6回行われるフードプレゼンテーションを堪能できる。

客室のアップグレード特典

ホテルニューオータニ(東京・幕張・大阪)での宿泊を事前予約した場合、客室がワンランクアップグレードされる。

ポイント優遇

国内グループホテルでの宿泊や、直営レストラン・バー利用時にボーナスポイントが付与される。

SELECT COUPON

ホテルでの宿泊やレストランで利用できるクーポン「SELECT COUPON」が、「ニューオータニクラブ ダイナースカード」会員向けのポイント交換賞品として用意される。

ラウンジ利用など「ダイナースクラブ」の標準プレミアムサービスも付帯

さらに、このカードは「ダイナースクラブ プレミアムカード」の主要な特典を網羅している点も魅力だ。主な特典は以下の通り。

• コンシェルジュサービス
24時間年中無休のコンシェルジュサービスが利用可能。

• プレミアムラウンジ
三井住友トラストクラブ直営の「銀座プレミアムラウンジ」および「大阪梅田プレミアムラウンジ」の利用が可能。

• ゴルフ特典
名門ゴルフ場の予約代行と、プレイ代半額サービスが付帯。

• ダイニング優待
プレミアム エグゼクティブ ダイニングなど、特別なダイニング優待が付帯。2名以上の利用で1名分のコース料理が無料になる。

• ポイントプログラム
換算率の高いポイントプログラムが利用できる。

・フレキシブルオフィスの利用優待
世界120ヵ国、4,000拠点以上のネットワークを持つ世界最大のワークスペースプロバイダーの「リージャス」を、特別価格で利用できる

創業60周年を迎えた「ホテルニューオータニ」による「Refine Otani」戦略の一環

昨秋開業60周年を迎えた「ホテルニューオータニ」は、ダイナースクラブとの提携など、「Refine Otani」戦略を進行中だ。ホテルの象徴であるザ・メインの客室のうち約30%を占めるシングルルームを2部屋1室にするなど、居住性の向上を図っている。また、国際的に高まるMICEニーズに対応するため、宴会場やレストラン等、全館の段階的なアップデートを図る方針だ。

「ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード」の年会費を含めた詳細については、2026年初旬に発表が予定されている。「ホテルニューオータニ」という日本の最高級老舗ホテルと、ダイナースクラブというタッグが生み出すプレミアムな体験に今後も注目していきたい。