クラシエ薬品は9月17日、「女性の身体の曲がり角に関する調査 ~体温調節篇~」の結果を発表した。調査は2025年5月30日~6月2日、全国の20~75歳の女性2,800人を対象にインターネットで行われた。

体温調節の"曲がり角"は36~37歳&52~53歳

本調査では20~75歳の女性2,800人(各年齢50名)を2歳刻みに分け、体温調節に関して、2~3年前と比べて「変化を感じる」と回答した人が多い年齢を「曲がり角」とした。その結果、全体的には30~40%台で推移する中、36~37歳が49.1%、52~53歳が51.0%と平均よりも高い数値となり、体温調節に変化が表れる年齢であることが分かった。また、若年世代で大きな数値を示したのは26~27歳で、変化が表れ始める"最初の曲がり角"だと考えられる。

  • 2〜3年前と比べて、体温調節に関して体質や心身の変化を感じたことがある人の割合

    2〜3年前と比べて、体温調節に関して体質や心身の変化を感じたことがある人の割合

7割超が「体温調節の悩み」を感じていることが明らかに

ここ1年の「体温調節の悩み」について尋ねたところ、72.1%の人が何かしらの「体温調節の悩み」を感じていることが明らかになった。また、具体的な症状についてみると、約3割の人が「寒暖差があると不調になる」(30.5%)や「季節の変わり目に不調になりやすい」(30.2%)といった不調を抱えていることがわかった。

  • 体温調節に悩みがある人の割合

    体温調節に悩みがある人の割合

  • あなたはここ1年で「体温調節の悩み」を感じていますか

    あなたはここ1年で「体温調節の悩み」を感じていますか

35歳・45歳を境に暑さと寒さの感度が逆転

続いて各年代を5歳刻みに分け、「暑さに弱い(暑い方が不調を感じやすい)」「寒さに弱い(寒い方が不調を感じやすい」と回答した人の割合について年代別に比較した。20代から30代前半までは「暑さに弱い」が上回っているが、30代後半に入ると「寒さに弱い」が上回り、逆転する結果となった。その後、40代後半になると「暑さに弱い」が再度逆転することから、暑さ・寒さの転換点は35歳・45歳にあることが分かった。

  • ここ1年で「暑さに弱い」「寒さに弱い」と感じた人の割合

    ここ1年で「暑さに弱い」「寒さに弱い」と感じた人の割合

さらに、具体的な「体温調節に関する悩み」について年代別に比較した。前述の通り、寒さに弱い傾向の見られた30代後半の女性では「手足が冷えてつらい」と答えた人の割合が高く、冷えの不調を感じやすい傾向がみられた。また、暑さに弱い傾向が見られた40代後半以降の女性では、のぼせや発汗などの熱に起因する症状を実感する方が多い結果となった。一方で、20代は暑さに弱い傾向が見られたのにも関わらず、「手足が冷えてつらい」と答えた人の割合が多く、冷えの不調が多い結果となった。このことから、若年世代では暑さ寒さの感度と実際の「体温調節の悩み」にはギャップがあることが分かった。

  • ここ1年で感じた「体温調節に関する悩み」

    ここ1年で感じた「体温調節に関する悩み」

20代は身体を冷やしすぎ?

冷房を使う際に、快適に感じる温度について年代別に比較したところ、20代は低めの温度を好み、年代が上がるにつれて徐々に高くなり、50代前半で25.3℃と最も高い数値を示した。この結果から、20代は他世代に比べて低温を好むため、体を冷やしすぎることによる冷え症状につながる可能性もある。

また、快適温度は20代から急激に上昇し、30代以降ゆるやかに上昇することから、30代以降は冷房の冷たさを感じやすくなり、設定温度を高めにする傾向があると考えられる。

  • 冷房の快適温度 年代別平均(℃)

    冷房の快適温度 年代別平均(℃)

寒暖差による不調は30代後半が最も実感

気温の変化(寒暖差)によって、体調にどのような影響が出るか尋ねたところ、30代後半の世代で81.2%にのぼる結果となった。体がだるく、疲れやすい、頭痛、メンタルの不調など寒暖差の影響によってさまざまな症状が出ていることが分かった。

  • 気温の変化(寒暖差)によって体調に影響がある人の割合/寒暖差による不調 TOP5(30代後半)

    気温の変化(寒暖差)によって体調に影響がある人の割合/寒暖差による不調 TOP5(30代後半)