コメディアンの萩本欽一が、14日に放送されるテレビ朝日『有働Times』(毎週日曜20:56~)に出演する。
同番組は、“日曜のよる、視聴者をもてなす”というコンセプトのもと、NHK『あさイチ』や日本テレビ『news zero』などニュース・情報ワイドの第一線で活躍してきた有働由美子がMCを務めるニュース・情報番組。
14日は、それぞれの世界で功績を残した人物や、第一線で活躍中のスターに有働キャスターがじっくりインタビューする特別企画「レジェンド&スター」を放送。黒柳徹子、王貞治、松井秀喜、川淵三郎、水谷豊に続く第6弾のゲストとして、かつて“視聴率100%男”とよばれた、昭和の国民的スター・萩本が出演する。
レギュラー番組が軒並み大ヒットし、その視聴率を合わせると“100%超え”という驚異の人気を誇った萩本。テレビのお笑い番組といえば、台本に則るスタイルが主流だった時代、それを打ち破り、アドリブを最大限に生かした番組づくりで一世を風靡した。
1976年にスタートした『欽ちゃんのどこまでやるの!』通称“欽どこ”では、素人同然の出演者を多く起用したほか、周到に稽古を重ねた出演者に対しても、萩本がアドリブを投げかけることで新鮮なリアクションを生み出し、笑いをよんでいた。萩本は「覚えたものをやっていると、だんだん楽になってくる。それではつまらない」という思いがあったそうで、「彼らは一生懸命(セリフや段取りを)覚えているのに、私だけアドリブで半分デタラメ言いますから、それに対応するのは大変だったでしょうね(笑)」と当時を振り返る。 そもそも、坂上二郎さんとのコンビ・コント55号でも、坂上に設定だけを伝えて本番に臨んでいたそうで、「台本書いたらコントじゃないの。(ステージに)出たらやる、それがコント」「ぜんぶアドリブなの。55号に台本渡してごらんなさいよ、ひとつもおもしくないから(笑)」と自身の笑いの極意を明かした。また、“土8戦争”といわれるほど、し烈な視聴率競争を繰り広げていたドリフターズとの知られざる交流についても話している。
テレビで一時代を築いた萩本は、その後も新たな挑戦を続け、2005年に社会人野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」を創設し、2015年には73歳のときには駒澤大学仏教学部に入学した。
そして84歳になった現在でも、定期的にコメディーライブを開催。そんなチャレンジに満ちた萩本の人生を貫くのは“アドリブ魂”だそうで、「これまででいちばん悩んだことは?」という有働の質問にも、人生の一大局面だったという“会見”をあげ、そこで「最終的に“自分の人生はアドリブなんだ!”っていう結論が出た」と述懐する。


