気づけば夏も終わり。朝晩は涼しくなり、コンビニには秋限定スイーツが並び始める。でも、なんだかやる気が出ない。仕事も、貯金も、自己投資も、全部中途半端なまま。「まぁ、今年もまだあと3か月以上あるし」なんて思っていると、あっという間に年末になって後悔する。そんな経験、ありませんか?9月は夏の疲れが出て、モチベーションもお金の流れも「中だるみ」しやすい時期。でも裏を返せば、年末までの100日間をどう過ごすかで、自分の調子や家計は大きく変わるんです。今回は、20〜30代が「仕事」と「お金」をうまく立て直すための「リスタート術」をご紹介します。

なぜ9月は中だるみしやすいのか

夏は開放感のある季節。旅行やイベントでテンションが上がり、お金もたくさん使いがち。 でも9月になるとその反動で、
「なんか気持ちが乗らない」
「仕事に身が入らない」
「お金が残ってないのに、給料日はまだ先」
そんな状態に陥ることが多くなります。

この「9月のだるさ」は、決してあなただけの問題ではありません。気候・行事・職場のスケジュールなど、さまざまな要因が重なるからこそ起きる「季節性の中だるみ」なんです。

キャリア編:目標を「秋サイズ」にする

9月は「今年やろうと思ってたけど、まだできていないこと」に向き合うのに最適なタイミングです。でも、いきなり大きな目標を立てても、逆に気が重くなるだけ。

おすすめは、「秋サイズ」の小さな目標を設定すること。

たとえば
資格取得に向けて「まずは参考書を買う」
残業続きの生活から「週1回だけ定時で帰る」
転職活動に向けて「気になる企業を1社調べる」

など、行動のハードルをぐっと下げて「達成グセ」をつけるのがポイントです。9月〜11月は求人市場も活発になる時期なので、キャリアを見直すにも良いスタート月になります。

マネー編:財布も秋モードにリセット

夏の出費が響いて、「今月ちょっとキツいな…」と思っている人も多いはず。でもここで焦って節約しすぎると、かえってストレスになり、リバウンド消費につながることも。

だからこそ、まずやるべきは「見える化」と「リズムの再構築」です。固定費(サブスク、保険、家賃)を一度棚卸し9月から家計簿アプリで週1チェックをスタートしてみましょう。またコンビニ・カフェなど「無意識支出」を意識的にセーブしてみることもおすすめです。

そして、「秋だけのご褒美予算」もちゃんと作る。たとえば「月5,000円までは好きなスイーツ・外食OK」など、使うときは気持ちよく使う仕組みをつくると、メリハリがついてモチベーションも維持しやすくなります。

メンタル編:「だるさ」を整える3つのスイッチ

気持ちが乗らないときは、無理にエンジンをかけようとするより、生活の「リズム」と「刺激」を整える方が先です。

次の3つのスイッチを入れてみてください。
朝のリズム:朝食をしっかりとる、15分だけ散歩する
軽い運動:ストレッチやラジオ体操でもOK。血流を動かすだけで気分が変わります
情報の断捨離:SNSを「見る時間」ではなく「制限時間」に変える

こういった小さな習慣の積み重ねが、「なんとなくモヤモヤする9月」を抜け出すきっかけになります。

まとめ:9月こそ「やり直せる月」にする

9月は中だるみの季節だけど、年末までの時間をリスタートさせる「起点」にもなる大事な月です。
目標は「小さく・具体的に」
お金は「見える化」+「秋だけご褒美予算」でメリハリを
メンタルは「リズムと刺激」で立て直す
すべて完璧じゃなくていいんです。1つでも「よし、やってみよう」と思えたら、それがもうリスタートの第一歩。秋の風を感じたら、自分の人生にも新しい風を吹き込んでみませんか?

この記事を執筆したファイナンシャルプランナー紹介


小峰一真(こみねかずま)
所属:マイホームFP株式会社