フジテレビのドラマで、その後映画などにシリーズ化された『コンフィデンスマンJP』の韓国リメイク版『コンフィデンスマンKR』が配信されることが13日、発表された。9月6日からPrime Videoで240以上の国と地域で配信され、韓国国内では同日からTV朝鮮で放送、Coupang Playで配信開始予定となっている。

  • 『コンフィデンスマンKR』(左から)パク・ヒスン、パク・ミニョン、チュ・ジョンヒョク (C)2025 TME Group Co.,Ltd. All Right Reserved

『コンフィデンスマンJP』は、古沢良太氏の脚本による完全オリジナルの“コンゲーム”シリーズ。“欲望”や“金”をテーマに、一見、平凡で善良そうな姿をしたダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)という3人の信用詐欺師たちが、さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる、痛快エンターテインメント作品だ。

月9ドラマとして放送されると安定した視聴率を記録し、映画は2022年公開『コンフィデンスマンJP英雄編』を含む3作品で累計興行収入95億超えを記録した。

韓国リメイク版の主演は、韓国ドラマ『私の夫と結婚して』などで知られる人気俳優パク・ミニョンのほか、パク・ヒスン、チュ・ジョンヒョクの3人が務め、TME Groupが制作。韓国ならではのテンポと映像美で描かれる、スタイリッシュな犯罪コメディーとなっており、リメイク版ならではのオリジナル要素が盛り込まれる。

フジテレビは今夏、清水賢治新社長が「コンテンツを起点としたビジネス、中でもグローバル市場を意識したビジネス展開に力を注ぐ」と宣言。これまでも『料理の鉄人』、『リッチマン、プアウーマン』などリメイク版を展開してきたが、実写ドラマの韓国版を、韓国現地における放送・配信に加え、Prime Videoでの配信を通じて全世界に届ける施策は今回が初めてとなる。

コメントは、以下の通り。

■古沢良太氏(『コンフィデンスマンJP』脚本)

「目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で何が嘘か。愛すべき詐欺師たちが韓国の地にも生まれます。韓国版を製作していただくことは、日本版を作っている頃からの一つの夢でした。時間をかけて、実力ある監督、脚本、スタッフの皆さん、そして望外のキャスト陣が集結し、実現してくださったことに感激しています。どんな作品に仕上がっているか、楽しみでなりません。ともに騙し、騙されましょう。『コンフィデンスマンKR』の世界へようこそ。このニュースはたぶん本当」

■渋谷謙太郎氏(フジテレビ コンテンツ戦略本部 コンテンツ事業局長)

「コンテンツ事業局では、国内外へのコンテンツ販売のみならず、グローバル市場への販路拡大、外部パートナーとの協業などによるコンテンツディストリビューションの拡大・開発に注力して参ります。積極的かつ立体的なビジネスデザインを目指します。原作ドラマ『コンフィデンスマンJP』が海外で認められ、リメイクが実現し、それが世界配信されるということは、悲願のビジネス展開です。これをきっかけに、今後のコンテンツ戦略にもぜひご期待いただきたいと思います」

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