ビジネスパーソンにとって、健康や翌日のパフォーマンスを向上させるために高めていきたい睡眠の質。良質な睡眠を心がけても疲れが残っていたり、日中に眠たくなってしまうなど悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
女性向けウェルネスブランド「mariness(マリネス)」から、睡眠の専門家が監修した睡眠環境を整える機能性パジャマ『マリネス ネムリカパジャマ』が9月3日より発売します。都内で行われた新製品発表会で、製品のこだわりや睡眠の常識について聞いてきました。
「運動」「食事」「休息」の3つの軸から健康をサポートするブランドへ
「mariness」は、2020年に誕生した女性向けウェルネスブランド。健康を通じて“もっと自分を好きになる。”をコンセプトに、運動、食事、メンタルケアの3つの要素を整えることを健康と定義し、プロテインや宅トレアイテムなどを展開してきました。
コロナ禍が明け、今の時代にフィットする健康について改めて考え直し、“健康をもっと身近に。”を掲げ、運動、食事、休息の3つによって自己肯定感が育まれる状態だと再定義したとmarinessディレクターの竹脇まりな氏は話します。
竹脇氏自身も2023年に第一子が誕生し、ライフステージの変化で眠れなくなったのだそう。「子供が生まれてから全然寝れなくて。寝れても浅く、眠りが浅いと運動する気にもならないし、食は乱れるし、良い食事を摂ろうっていう気も起きず……。悪循環になると思いました。健康の土台である睡眠が整ってさえいれば、しっかり起きれ、運動する気にもなりますし、良い食事を摂ろうとか、健康的な選択をしていくやる気にも繋がってくると思います」と自身の体験からも睡眠の重要性に触れ、「休息を通じてもっと自分を好きになるきっかけになってほしい」と思いを述べました。
今回、休息のための機能性パジャマの開発に至った経緯について「女性が多いチーム内でどんな悩みを抱えているか聞いたところ、“時間がない”“余裕がない”という意見が多かった。休息を取り入れたいと考えた時に、次の日に元気に動きたいとなると“休息=睡眠”なのではと思い、新しいものを始めるではなく、置き換えられるものとしてパジャマを開発しました」とP2C Studio株式会社 新規開発ユニット マリネスグループの多賀紗衣里氏は語ります。
睡眠においても信頼を得るために専門家に監修してもらいたいと考え、溢れ出るポジティブなオーラや健康という理念が一致したことから、睡眠とお風呂の専門家である小林麻利子氏に依頼したといいます。
自身の睡眠の研究所にて、商品のエビデンス取得のための研究、睡眠やお風呂の検証などを行なってきましたが、女性の睡眠に特化した商品はなかなかなく、こんな機能があったらと常々考えていたタイミングで本製品の監修の声がかかったのだそう。「熱意に圧倒され、私も本気で向き合って女性に特化した最高に眠れる商品を作ろうと決意し、1年かけて今日お披露目することができました」と笑顔でコメントしました。
良質な睡眠を取るために押さえるべき3つのポイント
小林氏によれば、日本は赤ちゃんから大人まで睡眠時間が短く、睡眠の質も満足度も世界ワーストワンに選ばれ、これまで寝つきを良くすることや眠りの質を高めることを目的にしている人が多かったのだそう。最近の研究では、眠りの質を高めることでシミやシワの予防や肌のたるみの軽減など美容に関すること、仕事のパフォーマンスにおいては、会議で会話を要約してまとめることも睡眠が関わることがわかっており、「美しくなりたい」「仕事のパフォーマンスを高めたい」といった目的をサポートするための手段が睡眠になってきていると小林氏は話します。
良い眠りには、ノンレム睡眠の4つの睡眠段階で睡眠の最も深いレベルであるステージ4を寝始めてから30分以内に出現させる必要があるのだそう。さらにその3時間以内に深い眠りが8〜9割出現している状態が一番望ましいということが分かっているといいます。
どうすれば良い眠りに辿り着けるのか。小林氏は、たった3つのポイントを押さえることで深い眠りを得られるといいます。1つ目は、脳や内臓などの深部体温を急降下させること。2つ目は、末端の血流を良くすること。深部体温をしっかりと下げるためには、手足などの末端の体温(皮膚体温)を上げる必要があり、手足を温かくすることで血管が拡張して、深部体温が外に逃げやすくなるのだとか。そのため、寝る前に手足が冷たい場合は、足だけお湯に使ったり、洗面台にお湯を張って手を浸けるなど、表面血流を良くすることをおすすめしていました。
3つ目は、副交感神経を優位にすること。交感神経を低下させて副交感神経を優位にすることが大切になるため、自身の呼吸が深くなる香りを寝る15分前から楽しむことでケアができるのだそうです。
寝苦しい夏の夜を快適に過ごすには、寝室の温度と湿度、服装をチェック
朝から夜まで厳しい暑さが続く夏。同社の調査によれば、8割以上が夏場に暑くて眠れない経験があると回答し、睡眠に影響していることが判明しました。
夏場の寝室の温度で気を付けることは「エアコンの温度設定を26度にしないこと」と話す小林氏。温度は26度、湿度は50%がベストではありますが、エアコンの温度設定通りの温度になるわけではないので、温湿度計でベストな温度と湿度になるように調整することが必要なのだそうです。
また夏場、寝るときの主な服装についての調査では、約7割が半袖と短パンなどの涼しい部屋着と回答。さらに、キャミソールや下着のみといった極薄着スタイルも含めると、実に8割以上が「肌を出す服装」で寝ている実態が浮かび上がりました。
この結果について小林氏は、深部体温を低下させると発汗することから、汗を外に逃していく必要があるといいます。肌を出す服装の場合、汗が肌にまとわりついている状態だと、深部体温の低下並びに放熱を妨げてしまうことにつながるのだそう。そのため、薄手の長袖が快眠をサポートすると小林氏はいいます。
これらの日本の睡眠事情や、眠りの質を高める方法などを踏まえ、『マリネス ネムリカパジャマ』が誕生しました。
睡眠を妨げる肌摩擦を軽減、体温保持にこだわった設計の機能性パジャマ
睡眠に特化した『マリネス ネムリカパジャマ』の特徴は、まず天然素材ガーゼ100%を使用した生地。通気性、保温性、肌触り、静電気防止にこだわり、二重のガーゼを採用したといいます。
凸凹としているのは、肌と素材の設置面積を小さくするため。冬場は空気の層で保温性を高くし、夏場は通気性の良くするため、季節を問わず年中使用できるのだそう。
また、脂肪と筋肉が少ない首元や足元は冷えを感じやすいため、顎のあたりと足首を覆うようなデザインが施されていました。
さらに肌ストレスを極力小さくするために、縫い目や折り目は全て外側に。タグも全て外側についているため、違和感を感じずに深く眠れる環境を心がけたのだそうです。
パンツは、ウエスト部分の伸縮性を柔らかく設定し、締め付け感がなく脱げにくい絶妙なバランスに。ポケットも外側につけることで、内側でもたつかないように工夫されていました。
ここまででもたくさんのこだわりが詰まっていることを感じられますが、深部体温を下げて皮膚温度を上げるために、株式会社ナチラルアビリティ社と共同開発したオリジナルの素材を採用。温泉鉱石とオーガニック鉱物炭を配合し、遠赤外線を放出することで血行を促進し、快適な眠りへとサポートしてくれるのだそうです。
最後に、小林氏は「睡眠に課題を抱えている方はもちろん、“もっと美しくなりたい”“もっと仕事のスキルを高くしたい”とか、皆さんが思っている理想に近づきたいという思いがある方にぜひ使っていただきたい」と述べ、多賀氏は「何か新しいものを取り入れるではなく、今あるものを何か置き換えての健康を今後もお届けしたい」と強い思いを語りました。













