イッツ・コミュニケーションズと三菱地所・サイモンは8月2日、「佐野プレミアム・アウトレット」(栃木県佐野市)のフードコート座席予約システムとして、LINEを活用した予約・決済システム「Connected Space Share」の実証実験を開始する。

混雑時もスムーズに席を確保

  • 佐野プレミアム・アウトレット

同施設のフードコートでは、週末や繁忙期における混雑時、席を探すのに時間がかかる、グループでの食事が分かれてしまうなどの不便が生じていた。この課題を解決するため、フードコートの一部座席を対象に、座席予約システムの実証実験を開始することとなった。なお、プレミアム・アウトレットでの実証実験は、神戸三田(兵庫県)、ふかや花園(埼玉県)に続き、今回で3施設目となる。

実施期間はパターンAが2025年8月2日~8月31日、2025年12月6日~2026年1月25日、パターンBが2025年9月6日~11月30日。期間中の土日祝・特定日の計68日間を対象とする。利用料金は、4人掛け席が660円/時間、6人掛け席が880円/時間となる。

本システムでは、事前に座席の予約が可能で、利用者は混雑時でもスムーズに食事を楽しむことができる。また、県外からの来場者も多く、待ち時間を縮小することで、時間を有効に活用し、アウトレットでのショッピングをより快適に楽しめる。

今回の実証実験では、混雑時におけるフードコートの利便性向上の効果を2つのパターンで検証する。パターンAでは室内の座席(ソファ席6テーブル32席)を対象とし、パターンBでは新たな取り組みとして、ペット同伴者も利用できるよう屋外テラス席(テラス席8テーブル32席)を対象にした実証実験とし、満足度調査やテラス席の利用率の分析などを行う。

  • 左:フードコート(予約対象は左側ソファ席)/右:共用部テラス席

Connected Space Shareは、ユーザーのモバイル端末から人を介さず、対象スペースの予約から決済までをオールインワンで行うことができるソリューション。「LINE公式アカウント」を活用しているため、新たなアプリをダウンロードする必要がない。

  • Connected Space Shareの利用方法