アドバイザーナビは7月16日、ゴールドカードの利用実態に関する調査結果を発表した。調査は2025年6月4日~6月10日、194人を対象にインターネットで行われた。
ゴールドカードを作ろうと思ったきっかけ
ゴールドカードを作ろうと思ったきっかけを尋ねたところ、「ポイント(マイル)還元率が良いから」が60.3%で最も多く、これに「特典が魅力的だったから」が39.7%で続いた。また、「1枚はゴールドカードを作りたかったから」という人も31.4%いた。
重視した点
重視した点は、「ポイント(マイル)還元率」が60.3%と過半数を超えて最も多く、「入会金・年会費」が40.7%で次に多かった。その他には「キャンペーン・特典」を選ぶ人も多かった。
ゴールドカード、クレジットカードの保有枚数
「ゴールドカードは何枚持っていますか?」という質問では、「1枚」が80.4%で圧倒的に多く、「2枚」「3枚」と順番に続く形になったが、複数のゴールドカードを持ち合わせている人も全体の2割弱ほどという結果になった。
クレジットカードの保有枚数は「2枚」が25.8%で最も多く、「5枚以上」「3枚」と続いた。また、複数のクレジットカードを持ち合わせている人が全体の約8割にのぼることもわかった。(ゴールドカード以外の通常カード・プラチナカードを含む保有数)
審査に通らなかった経験
「ゴールドカードの審査に通らなかったことがある」人は全体の7.7%にとどまった。
ゴールドカードの年会費
ゴールドカードの年会費は、「無料(初年度のため)」が37.1%で最も多かったが、年会費が「10,000円台」という人も32.5%と2番目に多かった。また、わずかだが30,000万円台やそれ以上の年会費を支払っている人もいた。
ゴールドカードの限度額
ゴールドカードの限度額は、「100万円以下」が38.7%で最も多く、これに「200万円以下」が25.8%、「50万円以下」が13.9%と続いた。
「ゴールドカードの限度額を増額したことがある」人は全体の5.7%で、増額したことがない人が93.8%を占めた。
毎月の利用額
ゴールドカードの毎月の利用額は、「5万円以下」が25%で最も多く、これに「6~10万円」が15.5%、「11~15万円」が14.7%と、金額順に続く形になった。
ユーザーが実際に選んだゴールドカード
実際のユーザーが選んだゴールドカードは、楽天ゴールドカードが24.2%で最も多く、三井住友カードゴールド(NL)が20.1%でこれに続いた。また、dカードGOLDが18%で票を集めた他、イオンゴールドカードやJCBゴールドにも一定数の回答があった。
「ポイントの貯まりやすさ」でおすすめのゴールドカード
「ポイントの貯まりやすさを重視するならどのゴールドカードがおすすめだと思いますか?」と質問したところ、楽天ゴールドカードが34.0%で最も多く、dカードGOLDが17.5%と続いた。また、三井住友カードゴールド(NL)も16.0%と3番目に多かった。
「サービスの充実度」でおすすめのゴールドカード
「サービスの充実度」では、楽天ゴールドカードをおすすめする人が23.2%で最も多く、三井住友カードゴールド(NL)が21.1%でこれに続いた。また、dカードGOLDやJCBゴールド、イオンゴールドカード等にも一定数の回答があった。
「コスパ重視」でおすすめのゴールドカード
「コスパを重視するなら?」という質問では、楽天ゴールドカードを選択した人が34%で最も多く、三井住友カードゴールド(NL)、イオンゴールドカードがともに14.4%の票を集めてこれに続いた。また、dカードGOLDも10.3%だった。
「海外旅行」でおすすめのゴールドカード
海外旅行でおすすめのカードには、アメリカン・エキスプレス(R)・ゴールド・プリファード・カードを選んだ人が20.1%で最も多く、三井住友カードゴールド(NL)が19.1%でこれに続いた。また、楽天ゴールドカード(17.5%)やJCBゴールド、dカードGOLD(8.2%)などにも票が集まった。